時空を越える

“こころ”を絶対無(空)と考えるホロニカル心理学の立場では、“こころ”は時空を越えるが、意識は時空を超えることはできないと考えています。意識とは、観察主体が観察対象を見いだすときの“こころ”の作用と考えているからです。

観察主体が観察対象を持つという出来事が、観察主体にとって、ある時空の現象を意識することになると考えているのです。

絶対無(空)の心が、時空を作り出すところに意識現象と物理現象が立ち顕れてくると考えているのです。