※「IT(それ)」は,2024.11.20以降、「それ(sore)」に統合されています。以下のブログは、統合前のものです。
「IT(それ)」と「ホロニカル主体(理)」と「現実主体」の関係について、積極的に語るのが西洋思想史であり、現実主体を無とし、ホロニカル主体(理)すら不問にし、「IT(それ)」の働きをそのまま実感・自覚する道を模索し続けてきたのが東洋思想史といえます。
ホロニカル心理学では、「IT(それ)」の実感・自覚を求めて、自己意識は発達すると考えていますが、自己が「IT(それ)」そのものになることを希求する求道者以外は、「IT(それ)」の働きとは別に、現実主体は他者との間で自己愛と対象愛の結合を希求しないでいられません。しかし、こうした人間同士の自己愛と対象愛の一体化がむしろ聖なる世界との一体化の弊害になると感じる人は、愛の苦を越えようとして世俗で生きる人生を断ち切ろうとすると考えられます。