わかりあうことの難しさからスタートする

AIで生成

他者理解とは、他者の思考や感情のすべてに一致することではなく、むしろ、同じ出来事に対して自分とは異なる思いを抱いていることを了解していく営みではないでしょうか。

安易に他者と一体化しようとする姿勢は、いずれ「理解されていなかった」という絶望や憤怒へとつながりかねません。むしろ、自己と他者が不一致であることこそが、かけがえのない自己と他者の存在を支える基盤だと言えるのではないでしょうか。

お互いが不一致であるからこそ、一致を求めるための共創的対話が重要になります。ホロニカル心理学が、不一致と一致の往還の中で適切な自己の自己組織化が可能になると考えるのも、自分とは異なる“こころ”を持った他者との対話を通じて自らの“こころの器”をより大きくしていくことができるからだと思われるのです。