生と死(1):生即死・死即生のテトラレンマ

生と死は、矛盾律の論理によって理性的に思考する外我にとっては、有か無かの相対的対立として認識されます。しかし、内我にとっては、生と死は一時も離れることなく不離一体の相矛ものとして実感・直覚されます。

そして外我と内我の生と死の捉え方を統合するとき、生即死、死即生のテトラレンマの実感・自覚となります。