進歩より深化

進歩主義は、右肩上がりどころか、指数関数的な加速度的社会を作り出し、その歪みをそこらじゅうに撒き散らしています。

富の寡占と貧困者の拡大、自然環境破壊はその典型といえます。

といって進化を急に止めることは、向精神薬を急にやめるときの離脱症状に匹敵する弊害を招く恐れがあります。そこで元々の自然治癒力を回復するためには、慎重な減薬治療と代替医療が大切になるように、脱進歩のためには、それに代わる人生の幸せに関する心理社会的な実感と自覚の深化が必要になると考えられます。