統合化の力をもった“こころ”の働き

“こころ”にまつわる理論や技法が百花繚乱状態にある現実に触れる中で、いかなる理論や技法が有効かを見極めていくためには、各理論や技法を比較検討して活用するのではなく、既知の理論や技法を取り入れながら生きていく中で、自ずと醸成されくる実感・自覚に従い主体的に自らの生き方を創造していく姿勢が大切です。

“こころ”自体に異質なるものを統合化していく力があるからです。“こころ”のプロセスに従うことがごく自然といえるのです。