「IT(それ)」(35):究極の理

IT(それ)」は、個人の主観的な体験を包括し、それを越える究極の理を指します。

「IT(それ)」は、無限のミクロの点から無限の球に至るま、あらゆる世界に内在し、かつ超越する究極の理です。

「IT(それ)」は、自己と世界の出あいの生成消滅を司る究極の理です。

<参考文献>
上田閑照編、岩波文庫「自覚について」他四編-西田幾多郎哲学論文集Ⅲ、p307.