歴史的社会的自己

AIで作成

自己組織化する自己には、動植物をはじめさまざまなものが考えられます。宇宙も自己組織化しているという考え方もあります。ここでは、人間に焦点を当てて自己組織化について考察します。自己は世界によって生き方を制限されつつも、苦しみを軽減する方向へと自己と世界に働きかけます。

しかも人間にとっての世界は、自然だけでなく歴史的社会的世界も含まれます。この歴史的社会的世界は、自己の外にある外的世界ではなく、自己を外から包み込み、内から動かしていきます。これにより、自己はそれぞれ固有の内的世界を形成していくのです。歴史的社会的存在として自己組織化する自己は、歴史的社会的世界に影響を受けつつも、適切な自己組織化を求めて外的世界に働きかけ、新たな歴史的社会的世界を形成しようとする主体的存在です。人間は、このような歴史的社会的存在として新しい歴史社会を創り出す存在といえます。

ただし、自己の自己組織化において、次のことに注意を払う必要があります。それは、「」が自己組織化の主体ではないということです。自己組織化の主体はあくまで自己自身です。「我」は自己の自己組織化の中心点に位置するものであり、自己組織化を担うのは自己自身です。自己が自己組織化の意志を持つ主体であるといえるのです。