ホロニカル論のポイント

心理相談室こころ発行(2026年)

ホロニカル心理学では、“こころ”とは、自己と世界と呼ばれる現象の生成消滅を司っているであると考えています。

このような場自体は、仏教の「空(くう)」や西田哲学でいう「絶対無」に相当し、それ自身では何ら本質を持たない無自性ですが、虚無ではなく、むしろすべての現象世界を司っていると考えています。

そして、“こころ”を場と見るホロニカル心理学における心理社会的支援法としてのホロニカル・アプローチは、これまでの心理療法を包摂しつつ、内的世界を扱ってきた心理的支援と、外的世界を扱ってきた社会的支援を統合するアプローチであるといえます。