一切合切同時開顕

物事はこれまでの科学が考えてきたような時間軸の中で過去から未来へと因果論的には展開していないと考えられます。それは因果論的な意識(論理)そのものによって構成された世界に過ぎないといえます。

実在する世界は、むしろ瞬間・瞬間が非連続的に連続しながら、一切合切が相即相入的に同期しあって、重々無尽の多層的多次元な時空を、その都度その都度、同時・縁起律的に構成し続けていると考えられます。

歴史は進化しているのでなく深化していると考えられるのです。