場所的自己(9):客観的一般的自己と主観的個性的自己のせめぎ合い

人は、哺乳類霊長目ヒト科のヒト属として創造されながらも、かけがえのない唯一固有の存在としても、新たな自己を創造しているとホロニカル心理学では考えています。

ヒト属という客観的一般的自己を否定するところに、かけがえのない主観的個性的自己の物語が創造され、主観的個性的自己を否定するところに客観的一般的自己が歴史的に創造されているといえるのです。

客観的一般的自己と主観的個性的自己が相矛盾しあって激しく対立しながらも、しかも同一にあるところに新たな場所的自己が刻々と創造されていくと考えられるのです。