当事者(またはクライエント)が自らの直接体験を自らのものとしていくことができる限りにおいて、支援の場では新しい発見と創造が創発され続けられます。
このとき支援者は、当事者の直接体験に対して、まったく無知であることを自覚するとともに自らが当事者(またはクライエント)との支援関係の場における自らの直接体験に対して開かれた態度をとり続けることが最も大切となります。
被支援者(当事者またはクライエント)と支援者が、共に場における直接体験に対して開かれた態度をとり続けることができる限りにおいて、新しい発見と創造を共同研究的に創発し続けることが可能になるのです。