科学的な態度とは、観察対象から観察主体を切り離し、自己を含む世界を外から観察することではなく、観察主体である我を無として、観察対象との不一致・一致の矛盾のうちに万物の摂理を、西田幾多郎の後期の重要概念である「行為的直観的」に実感・自覚していく態度と考えます。
科学的な態度とは、観察対象から観察主体を切り離し、自己を含む世界を外から観察することではなく、観察主体である我を無として、観察対象との不一致・一致の矛盾のうちに万物の摂理を、西田幾多郎の後期の重要概念である「行為的直観的」に実感・自覚していく態度と考えます。