悪循環から抜け出すための第1歩

小物をつかって悪循環パターンに陥っている自分を表現している写真。
ドツボ状態にあるクライエントを小物を使って外在化した場面。あるクライエントは、この場面をスマホで写真撮影し、その後、悪循環パターンに陥る度に、このシーンが自ずと浮ぶようになり、悪循環に陥る頻度が減少する契機になりました。

人は、ドツボ状態にはまりやすいものです。

特に苦悩にとらわれてしまうと、苦悩をなんとかしようとして今まで上手くいかなかった方法であることをわかっているにもかかわらず、他の方法が思いつかず、ひたすら同じ解決法にこだわり続け、悪循環を繰り返してしまいます。

こうしたときは、案外、ドツボ状態にはまっていることを自己受容することが、ドツボ状態から抜け出す第1歩になります。

辛いことですが、今の問題解決方法では、苦悩から抜け出すことはなく、むしろ悪循環に陥っている自身をもうひとりの自分からあるがままに俯瞰し、自己受容することが、はじめの一歩になります