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自己は、内側と外側を識別しながら自律を促進しようとします。その一方で、自己と非自己(他者や自己を除く世界)との関係を自省しながら適切な自己を自己組織化しようとします。
あらゆる自己は世界内存在であり、世界との関係を自省しながら自己の振る舞いを時々刻々と自己決定しているといえます。世界から独立し自律自存する自己など、考え出された幻といえます。
人間の場合、自己と他者、自己と集団、自己と組織、自己と社会、自己と世界、自己と宇宙などとの関係を自省するところに、新たな社会歴史的な自己が自己組織化されていくと考えられます。