
心理学は、“こころ”を外側から対象化して語るところからではなく、いま・ここに生起している“こころ”の現象そのものの現実から始める必要があります。
“こころ”を対象化して語る営みは、学問を科学として成立させるうえで重要です。しかし、それだけでは十分に心理学とは言えません。なぜなら、“こころ”について語る者自身もまた、“こころ”の働きのただ中にある存在であり、その事実を抜きにして“こころ”を語ることはできないからです。
心理学とは、主観と客観を切り離して捉えるのではなく、両者が相互に関係し合いながら立ち現れてくる“こころ”の現象を扱う学であるとホロニカル心理学では考えます。