殴り合いにならないAIとの喧嘩

AIで生成

心理療法や心的社会的支援においては、言語に加えて、声、表情、姿勢、身体感覚などを通じて、共鳴・共振現象が深く関与しています.それに対して、現在の生成AIは、主として 読み込んだ大量な情報に専ら依存しています。

最近、生成AIを通し、さまざまな心的悩みを相談する人が増えているようです。

しかし、現在のAIには身体性がありません。人間同士の対面ならば、ごく自然に生起する身体を通した喜怒哀楽の生き生きとした交流がないままの応答が現実です。AIの応答は、すべて観察主体として採用する理論と記述水準が、あたかも共感しているような文章を見事に、そこに生身の人間がいるがごく、実に流暢な言葉を知的に生成することができます。

AIとは、お互いが傷つき合うことになる痛みを伴った喧嘩ができないのがAIの強みであり、限界でもあるといえます。

「身体を伴う人間同士の共創」「AIと人間の共存」とは、次元が異なるといえます。