気分

内我に布置する「ある気分」は、「ある方向への気づきや注意」を促し、外我の識別・分別の働き(ホロニカル主体:理)による概念形成、論理的思考や出来事の意味づけに影響していきます。こうした内我から外我に与える影響の流れは、反転して、外我が内我の気分のありようにも影響を与えています。

このようにして刻々変化する気分が、自己自己照合システムに関する自己組織化に強い影響を与えているのです。

このように気分を契機とする内我と外我によるループは、神経・生理学的作用によって瞬時・瞬時行われていると考えられます。