ホロニカル主体(理)は、人格形成の理であるとともに、世界観形成の理でもあります。
新しいホロニカル主体(理)の創造のためには、古いホロニカル主体(理)からの変容に莫大なエネルギーが必要となります。その意味では心的危機は新しいホロニカル主体創造のチャンスでもあります。
新しいホロニカル主体(理)の発見・創造が、外発的な圧力で起きるのか、それとも内発的な圧力から起きるのかは、大きな違いとなります。
外部の圧力から創造される時は、外我が内我を支配・コントロールする形を取りますので、内我の主張は、外我が内在化しているホロニカル主体(理)に反しない限りにおいてだけ許されます。
しかし、そのような他律的な生き方では、真に自立した生き方とはなり得ません。真に自立的に生きるためには、外我は、自己と世界の出会いの直接体験を直覚する内我と対話する必要があります。自己と世界の出あいの不一致が一致する方向の直接体験の直覚に基づいて外我が新しいホロニカル主体(理)を発見・創造する時、より適切な人格形成とより適切な世界観の形成が可能となります。