あるがまま(1):自己と世界の不一致・一致のままに生きる

あるがままに生きるとは、自由気まま、自分勝手に生きるということではありません。

あるがままに生きるとは、自己、他者、社会などの世界との不一致・一致の関係のままに生きるということを意味します。

世界に対して、ただ受動的に生きるのでもなく、逆に世界との関係を無視して能動的に生きるのでもなく、自己と世界の受動と能動のせめぎ合いのままに生きることです。すると不一致・一致の繰り返しの中で、自ずと自己と世界の一致を求めて生きるという道が開かれてきます。