思惟の社会化を促すもの

思惟がひとりよがりなものにならないためには、安全で安心できる他者との触れあいと対話を通じて、思惟の内容が公共性を獲得し、社会に開かれたものになっていくことが大切です。

社会から引きこもる人たちに対する心理社会的支援においても、強引に社会に引きずり出すような手段ではなく、まずは、開かれた対話を通じて、お互いの思惟の共有化と社会化が大切になります。