因陀羅網(いんだらもう)

ホロニカル・セラピー;内的世界と外的世界を共に扱う統合的アプローチ

私たちが観察対象と思っているひとつひとつの対象物は、一切合切の出来事の相互作用による網目状の中の濃密な結節点のような出来事と考えられます。それ自身だけで独立して存在するものなど、この世界にはどこにもなく、あらゆる事物自体のすべてが、網目状のネットワークの中で生成消滅を繰り返している相互作用の中での出来事と考えられるのです。華厳教でいう因陀羅網(いんだらもう)の比喩に喩えられる関係にあるといえるのです。逆にいえば、塵(ちり)ひとつとして、何ものにも影響を与えないものなど一切無いといえるのです。

究極のミクロの振る舞いも、すべてとのネットワークによる相互関係性を包摂した振る舞いといえるのです。究極のマクロの現象もすべてとのネットワークとの関係性を包摂した振る舞いといえるのです。

現象世界は、少なくともすべての出来事がホロニカル関係(縁起的包摂関係)にある世界といえるのです。こうしたことを語る私も、網目状のネットワークのホロニカル関係による出来事といえます。