危機場面

心的危機の極限にこそ、“こころ”の創造的働きが全開になります。

それは、従来の自己構造が崩壊し、内的世界・外的世界を担っていた秩序に依存できなくなったとき、自己が自らを組織し直す力、すなわち「自己組織化」のダイナミズムが、縁起的に立ち上がるからです。

危機とは終焉を意味するのではなく、新たな意味生成と関係性の網の目が再編される生成を意味するのではないでしょうか、

ホロニカル心理学においては、“こころ”は常に全体と部分の相互浸透として存在しており、その分断が極まるときこそ、自己と世界の新しい繋がりが創発される契機と考えています。