「IT(それ)」(37):「IT(それ)」を実感できる人とできない人

自己と世界が引き裂かれ苦悩する者が、「IT(それ)」の働きを実感・自覚するとき、あるがままの絶対無差別の世界に解放されます。

「IT(それ)」の働きは、あらゆる対立を超え、罪人であろうと善人であろうと、すべての存在を、すでにそのまま包み込んでいます。

しかし、「IT(それ)」の働きを実感できない人には、人生は虚無的な色合いになります。