真の自己(21):覚醒

対立する人格同士が一致する瞬間、お互いに真の自己に覚醒します。しかし、人格的な一致は、すぐに不一致となり対立します。このような不一致と一致を繰り返す中で、一致を求めるところに愛が存在します。

普段、私たちが観察対象として認識する自己は、真の自己ではありません。真の自己とは、瞬間ごとに生成・消滅する自己と世界そのものと言えます。