一即多・多即一(4):重々無尽の世界がそのまま全一の世界

実在する世界は、一即多・多即一の世界です。自己にとって実在する世界とは、自己と世界の出会いのすべてです。あるがままの全一なる世界が実在する世界です。

まず全一なるものが先にあって、全一なるものの流出として多になるのでもなく、一切合切の共創世界がそのまま実在する全一の世界です。

実在するあるがままの全一なる世界が、一瞬・一瞬、そのまま重々無尽の多の共創世界となって自発自転しているのです。

一切合切の重々無尽に自発自転する共創世界が、一瞬・一瞬、そのまま全一なる実在する世界なのです。

ホロニカル心理学では、一切合切の重々無尽に自発自転する共創世界を実在と考えます。