意識の作用

目に見える観察可能な世界を顕在的な世界とするならば、顕在的世界を顕在化させている潜在的世界の働きは実感し自覚するしかないといえます。

その意味で人間とは、潜在的世界を実感しそれを自覚し、しかも主体的能動的に働きかけることのできる高次な意識をもったものとして歴史的に形づくられてきたといえます。