腑に落ちることの大切さ

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愛や憎しみ、喜びや悲哀,至福や絶望などへの関心も薄れ,正常性/異常性,適応性/逸脱性,健常/障害,定型/非定型などの医学的用語に象徴されるように,複雑なこころの現象を客観的な一定の尺度や診断基準や用語でもって測定したり評価しながら理解していくことに、今日の心理学は強い関心を向けはじめています。

しかしながら,いかなる「知」も,「知る者(専門家)」が「無知なる者(一般人)」に対して,一方的に何かを納得させる論理として使用され,指摘される者自身が「腑に落ち」「了解できる」という「実感」と「自覚」がないのであれば,専門家による囲い込み,利益を得るための一種の洗脳と批判されても仕方がありません。まさに「知」は,使う者の倫理にかかっているとホロニカル心理学では考えます。