言語(2)

言語の持つ力は強力です。言語によって非言語的な直接体験は、意味を持った経験として構造化されていきます。言語には、内我のもつ夢のようなイメージ言語と、歴史・文化によって意味付けられた外我の言語の二つがあると考えられますが、直接体験そのものを実感・自覚しようとするならば、こうした言語による一切の判断・分析をやめなければなりません。

まさにこうした言語化と言葉では表現しきれないという矛盾のうちに適切な自己自己組織化を促進しようとするのがホロニカル心理学といえます。