あるがまま(5):自ずと明らかになる

ホロニカル・アプローチでは、あるがままに身を任せることを重視します。

しかしあるがままに身を任せるとは、何もせず一切合切をなすがままに任すのではなく、人智を尽くし切った上で、あとはなるようになるのを受け入れるという意味でなければなりません。自ずとなるというところに能動的な自己が含まれていることが大切です。

自己と世界のせめぎ合いの末、あとは自ずと明らかになる方向に従うという意味です。自己を世界と切り離して、何も努力せず身を任せるという意味ではありません。