ホロニカル心理学が重視する「自由無礙の俯瞰」の無礙とは、対立するものがすべて、縁起的関係、相互包摂的な透入的関係にあり、お互いを妨げるものが一切ないことを意味します。
俯瞰というと、一般的には観察主体の視点が固定された鳥瞰図的俯瞰をイメージする場合が多いのですが、ホロニカル・アプローチでいう俯瞰とは、極小のミクロの無限の点の視座から、極大のマクロの無限の球まで含む視座から、何もも遮られるおとなく、自由無礙に飛翔するようにして事物を観察することを指します。
しかも、観察主体が極限の点、すなわち観察対象そのものとなる瞬間や、観察主体が極限のマクロの円、すなわち観察対象そのものとなる瞬間を含むのが「自由無礙の俯瞰」です。