“こころ”の表出性

自己が存在し、自己が自己の“こころ”を何か表現していると思いがちですが、実際には、において何かを表現することが自己そのものであり、かつ“こころ”そのものの顕れといえます。

ホロニカル心理学では、自己がおいてあるが、“こころ”と考えています。

すべてがおいてある場が“こころ”のため、“こころ”は、あらゆる現象と不可分一体になっています。

私たちは、“こころ”を離れて、何かを理解することはできないと考えられるのです。

しかしながら、“こころ”と呼ばれるものなど、単独では、どこにも在りません。“こころ”そのものは、無自性です。多様性を含んだ場である“こころ”において、多様な“こころ”が自己を通して立ち顕れてくると考えられるのです。