ホロニカル論による変容論

ホロニカル・アプローチでは、たとえどんな小さな心的症状や心的問題にあっても、そこには多層多次元にわたる悪循環パターンが観察主体と観察対象をめぐる悪循環パターンとなって包摂されていると考えるため、心的症状や心的問題をめぐるたとえ小さな局面の変容であっても、その変容が新たな観察主体と観察対象の関係を構築するものである限り、その変容の実感と自覚は「アハ体験」のようなインパクをもって、他の層・他の次元をめぐる観察主体と観察対象の変容を加速度的に促進することが可能と考えています。

統合化

現実主体が、それまでは未処理だった断片的直接体験を消化・統合するだけの力をもつようになる時がやってきます。その時には、個人または社会に新しい理(ホロニカル主体)が創発されます。