共感と巻き込まれを俯瞰する

自分はいま何を感じ、どのような思いに突き動かされ、被支援者との関係のなかでどのように揺れているのか。その動きを無批判・無評価・無解釈に観察することによって、支援者は巻き込まれた状態から少しずつ距離を取り、関係全体を捉え直すことができます。

格差社会では、憤怒はどこに向かうのか

多様な一人ひとりが全体を支え、全体がまた一人ひとりを包摂する「一即多・多即一」の関係です。そのような場が立ち上がるとき、義憤は自己や他者を破壊する怒りではなく、不均衡な関係を問い直し、誰もが少しでも生きやすい社会をともに創造する力へと変わっていくのではないでしょうか。