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お知らせ

内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。

http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。

今回の購読者の方への自動配信は、次の3編です。

「ホロニカル心理学からみた「祈り」の意味」https://wp.me/pavZMB-7Lt
:ホロニカル心理学における祈りとは、願いを叶えてもらうことではなく、自助努力を尽くしたうえで我執を手放し、“こころ”という根源的な働きに自己を開く生き方です。そこでは、新たに立ち顕れる出来事をあるがままに受け入れ、その呼びかけに誠実に応答しながら、自己と世界を共に創造していく姿勢そのものが祈りとなります。

「【衝撃】体から取り出した鯛の心臓が5分以上動いていた」https://wp.me/pavZMB-7I8
:釣りたての鯛を生きたまま捌いて内部臓器を取り出していたときです。なんと、鯛の心臓は、体から取り出された後も、5分以上も動き続けていたのです。だから心臓移植が可能なんですね。

「周辺なき無限の円」https://wp.me/pavZMB-7X6
:「周辺なき無限の円」は、どの存在も世界から切り離されず、それぞれの場所から世界が立ち顕れることを考える比喩です。ホロニカル論では、自己と世界は互いを含み合い、一瞬・一瞬、ともに生成すると捉えます。俯瞰する自己も、その出来事の一部です。支援では、自分の見方の限界に気づき、相手の場所から見える世界にも近づくことが大切です。それぞれの体験を尊重し、安全や必要な境界を保ちながら、ともに生きる関係を探っていきます。

※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。

<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

出版のお知らせ

この度、Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D)を通じて、定森恭司著の書籍を心理相談室こころから出版しました。

タイトル:『ホロニカルな“こころ”』
副題:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ

“こころ”を「場」として捉える新しい心理学の提案書です。

長年にわたり、内的世界と外的世界の双方を視野に入れた心理社会的統合的支援の実践と研究に取り組んできました。本書は、その総決算としてまとめた包括的体系書です。

“こころ”の現象を、部分と全体の関係における縁起的な包摂関係として捉える、まったく新しいホロニカル論的パラダイムに基づき、“こころ”の理解と心理社会的支援の理論・技法を提示しています。

構成は以下の通りです。
総論編(こころに関する哲学的検討)
理論編(ホロニカル心理学)
実践編(ホロニカル・アプローチ)
事例編(多領域にわたる具体的事例)
資料編(実践に役立つ資料)

300ページを超える内容ですが、どの章からでもお読みいただける構成になっています。

“こころ”を個人の内側に閉じたものとしてではなく、
関係の中に立ち現れる「場」として捉え直すとき、
これまで見えていなかったものが見えてきます。

福祉・教育・医療・開業などの現場で、
既存の理論だけでは応答しきれない課題に向き合う中で、
少しずつ形になってきた理論と実践をまとめました。

ご関心のある方は、下記サイトからご直接購入ください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

お知らせ

対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。

スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。

<著書>
○千賀則史・定森恭司著(2022)『子ども虐待事例から学ぶ統合的アプローチ─:ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援』明石書店.
★発売日2022年4月7日予定(アマゾンで予約可能)
※子ども虐待の事例を通して、ホロニカル・アプローチをわかりやすく学べます。

○定森恭司・定森露子(2019)『ホロニカル・アプローチ:統合的アプローチによる心理・社会的支援』遠見書房
※心理社会的支援の実践と理論と技法を、構成的事例などを使いながらまとめてある本。心理社会的支援を包括的視点から学ぶことができます。

○定森恭司(2015)『ホロニカル・セラピー:内的世界と外的世界を共に扱う統合的アプローチ』遠見書房
※ホロニカル論を本格的に、はじめてまとめた著書です。

○定森恭司編集(2005)『教師とカウンセラーのための学校心理臨床講座』昭和堂
※スクールカウンセラーをはじめとする学校心理臨床や教育相談関係者向けの本です。

<ホームページ>
心理相談室“こころ”ホームページ
http://kokoro.racoo.co.jp/holonical/に「ホロニカル・アプローチ」の基本的な説明が公開されています。

<ブログ>
ホロニカル・マガジン(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)
ホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に関する智慧や雑感などが無料で閲覧できます。毎月3回、1回5本程度の記事をブログ風にしてまとめて公開しています。メールアドレスを記入し購読(無料)頂くと、更新の度に自動受信できるようにしてあります。

<研究会>
対人援助職のための統合的アプローチ研究会(略称AIA)
https://integrated-approach.jimdofree.com/
定森恭司が発起人代表、定森露子が発起人副代表となり、対人援助に関わる多領域・多職種の34名が発起人となったAIAという研究会があります。現在100名以上の方が入会されています。AIAが対人援助職の方々をつなぐ「プラットホーム」となることを目指しています。論文からエッセイや各種情報提供や、いろいろな企画(ホロニカル心理学に関する講座やワークなど)を開催しています。研究誌は、無料公開されています。本会に入会されると、入会金3,000円(初年度のみ)、年会費2,000円で、入会時の3,000円には、「ホロニカル・アプローチ」(上記「4」。定価2,860円)を含んでいます。

お知らせ

「心理相談室こころ」は、個人や家族への心理相談(カウンセリングや心理療法)を2024年3月末で終了し、2024年4月から、さまざまな対人援助に関わる人をスーパービジョン・コンサルテーション、セミナーやワークショップを通じてサポートする支援機関に生まれ変わりました。

 

なお、他の相談機関は、下記のサイトをご参照ください。

参考サイト
①当室ホームページリンク集の心理相談室等
https://kokoro.racoo.co.jp/link
②社団法人日本臨床心理士会のホームぺージ: 臨床心理士に出会うには
http://www.jsccp.jp/near/

 

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http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。

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「自己と世界のあわい:直接体験が照らす“こころ”」https://wp.me/pavZMB-7WP
:ホロニカル論では、物理現象と意識現象を、自己と世界との出あいである同一の直接体験に対する異なる記述として捉えます。一つの体験には、記憶や身体、他者、環境との無数の関係が織り込まれています。「怒り」と名づけた体験にも、不安や悲しみ、身体感覚などが重なっていることがあります。言葉だけで理解を終えず、今・ここで起きている体験に立ち戻ることで、自己と世界との関係を捉え直し、より自然で無理のない生き方を探究することを、より可能にすると考えられます。

「一瞬・一瞬、ともに変わる私と世界――ホロニカルなつながりに気づく」https://wp.me/pavZMB-7X0
:人との出あいでは、自分も相手も、その場の関係も一瞬・一瞬、ともに変わっています。ホロニカル論は、自己と世界が互いを含み合いながら成り立つ関係に目を向けます。私の体験には、過去の経験や身体、社会や自然との関わりが織り込まれています。今、何が起きているのかに気づき、小さな言葉や振る舞いを重ねることから、ともに無理なくいられる関係がひらかれるように思います。

「内我が出あい、外我が意味づける」https://wp.me/pavZMB-7IE
:ホロニカル心理学では、内我が世界との出あいの中で体験を重ね、外我がそれを振り返り、意味づける往還を重視します。自転車の練習のように、学びは知識だけでは身につきません。実践しながら理論を学び、理論によって実践を深める循環が、自己と世界との関係を豊かにし、新たな学びや変容、可能性の創造につながります。

※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。

<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

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「自由無礙の俯瞰:自己超越性」https://wp.me/pavZMB-7CT
:人は、外の世界を見るだけでなく、自分自身を見つめることもできます。ホロニカル心理学でいう「自由無碍の俯瞰」とは、自分と世界が重なる瞬間も、ずれる瞬間も含めて、全体を見渡す働きです。それは、自分を超えて自分を観る、自己超越のはたらきでもあります。

「死者が存在している『今・ここ』」 https://wp.me/pavZMB-7VR
:私たちの「今・ここ」には、先人たちの智慧や創造だけでなく、対立や傷つきも織り込まれています。死によってその人と語り合うことはできなくなっても、生きていたことによる影響のすべてが消えるわけではありません。ホロニカル心理学では、言葉やもの、記憶や関係を通じて受け継がれる営みを、自己と世界との出あいを成り立たせる場の働きとして捉えます。私たちは喪失を抱えながら、死者ともつながる現在を生きているのです。

「小さな意味のある確実な変化」https://wp.me/pavZMB-7Ih
:生きづらさを抱えたとき、大きな変化を求めすぎると、かえって動けなくなることがあります。自己と世界の関係は多層多次元にわたり、部分と全体が相互に包摂し合っています。そのため、挨拶や短い会話など、小さくても意味のある変化が悪循環を揺るがし、関係全体の変容につながる可能性があります。ホロニカル心理学では、こうした変容を自己組織化による創発現象と考えます。

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定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

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「そのめがね、少しゆるめてみませんか:ホロニカルなまなざしへの招待」https://wp.me/pavZMB-7V5
:嫌な出来事に“こころ”を奪われると、ほかの体験が見えにくくなります。ホロニカル・アプローチは、その苦しさを共に受けとめ、安心できる体験にも触れながら、自己と出来事との関係を一緒に俯瞰していきます。本人の見方だけでなく、周囲の関わりや環境も変えていくことが大切です。「めがねをゆるめる」とは、なじんだ見方を少し手放し、新たな体験に開かれること。誰かと共に眺めるところから、より生きやすい自己と世界との関係が育まれていきます。

「痛みをもたないAIは、痛みをもつ人間と共存できるのか(2)」https://wp.me/pavZMB-7TH:痛みを感じないAIと人間との共存には、両者の違いを認め、人間の痛みや違和感を尊重することが大切だと思いますです。AIが痛みを経験しないAIの分析を人間も眺め、その痛みの意味や影響を問い直すようなAIと人間との「共創的俯瞰による対話の場」をひらくことで、むしろ人間が見過ごしていた痛みが言葉になり、新たな対話が生まれる可能性が広がるのではないでしょうか。

「怒りは、暴力なのだろうか?」https://wp.me/pavZMB-7UJ
:怒りは、なくしてしまえばよいものなのでしょうか。不正や差別への怒りは、隠されてきた問題を可視化し、社会を動かす力にもなります。ただし、怒りの正当性が暴力を正当化するわけではありません。被害経験は理解される必要がありますが、加害行為を免責するものではないのです。安全と境界を守りながら怒りを外在化し、ともに俯瞰する。その余白に、共存への道がひらかれるのではないでしょうか。

 

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定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

 

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今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。

「痛みをもたないAIは、痛みをもつ人間と共存できるのか(1):AIによる外我機能の巨大化」https://wp.me/pavZMB-7TC
:ホロニカル心理学から見ると、AIは言語化や分析などの「外我的機能」が巨大化したものと捉えられます。しかし、痛みを身体的に経験する根拠はありません。効率や合理性を偏重する社会では、AIが生命の声を軽視する傾向を増幅する恐れがあります。共存に向けて、人間・AI・社会の関係全体を俯瞰し、痛みや言葉にならない違和感を包摂する場を、ともにつくることが問われていると考えられます。

「ホロニカル論の基本仮説(Ver.1):専門家向け」https://wp.me/pavZMB-7TP
:“こころ”は、個人の内側だけにあるものではなく、身体・他者・社会・環境との関わりのなかで、自己と世界が共に立ち顕れる「場の働き」です。一つの出来事には、多様な側面が切り離せずに織り込まれています。ホロニカル心理学の「俯瞰」は、自分の見方も含めて関係を捉え直すこと。そこには、自分と世界の境界がなくなり、出来事そのものになる瞬間も含まれます。この仮説をもとに、共に関係や環境を見直し、少しでも生きやすい道を探ります。

「専門用語は理解への橋か、それとも壁か」https://wp.me/pavZMB-7Uj
:「トラウマ」「発達障害」「愛着」。専門用語は理解の手がかりですが、その言葉で「わかったつもり」になると、目の前の人の物語を見失うことがあります。名付けることは、理解の終点ではなく出発点。ホロニカル心理学では、その人が生きる場や関係に目を向け、共に体験の意味を探究します。専門用語を、人を分類するだけのラベルではなく、対話を開く言葉へ。その言葉の奥にいる「一人の人」に、何度でも立ち返りたいと思います。

「憤怒について」https://wp.me/pavZMB-7HV
:憤怒の鎮静化とは、怒りを抑え込むことではありません。大切なのは、怒りの背後にある自己と世界との不一致や痛みの意味を俯瞰し、理解することだと思われます。そのプロセスは、社会的不正への応答力を高め、憤怒を創造的で建設的なエネルギーへと転換していくことにつながります。

「観察主体と観察対象(4):不確定性 」https://wp.me/pavZMB-7Dc
:観察とは、ただ外にあるものをそのまま見ることではありません。ホロニカル心理学では、何が見えるかは、観察する側の観点によって変わると考えます。同じ不登校でも、家庭・学校・身体など、見る立場によって問題の姿は異なります。大切なのは、現象だけでなく、自分がどのような観点でそれを見ているのかを俯瞰することです。

 

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「科学技術は、誰のために世界を変えるのか――客観性と主観性をつなぐ倫理」https://wp.me/pavZMB-7SK
:科学技術の客観性は重要ですが、主観性を排した客観性がそのままで倫理性を保証したわけではありません。確率上は安全でも、想定外の重大な出来事への不安を切り捨てれない場合、科学的知見と直接体験を照合する必要があります。ホロニカル心理学は、内我と外我、自己と世界との対話を通して、多様な生命や将来世代への影響を問い、技術の使い方を倫理的な側面から修正し続けていくことを重視します。

「共感と巻き込まれを俯瞰する」https://wp.me/pavZMB-7RT
:共感とは、被支援者の苦悩に同調して一体化することではなく、相手に近づこうとするなかで生じる支援者自身の揺れを見つめ、支援関係全体を捉えることです。大切なのは、巻き込まれを否定せず、無批判・無評価・無解釈に俯瞰することです。ケース検討やスーパービジョン、教育的自己分析を通して揺れを手がかりに変え、不一致を含みながら、被支援者とともに生きやすい関係を共創していくことが大切になると思います。

「『問題のある家庭』ではなく、『家庭の問題とする社会』があるのではないでしょうか。」
https://wp.me/pavZMB-7R5
:心理社会的支援では、支援者が内容や方向性を一方的に決めるのではなく、必要な人が社会資源へアクセスし、自ら選択できる権利を社会が保障する必要があります。生きづらさは、本人や家族の努力不足ではなく、制度の不備や偏見、排除など、社会との多層多次元の関係のなかで立ち顕れるものです。家庭だけに自立を求めず、その背負わされた「影」を社会全体の課題として引き受け、共に問題解決を共創しあっていく社会的仕組みの構築が求められているのではないでしょうか。

「「いい加減」がいい理由」https://wp.me/pavZMB-7At
:「いい加減」は無責任さではなく、状況に応じた柔軟な“ちょうどよさ”を意味します。過度にきちんとしすぎると余裕を失い、適応が難しくなります。少しのゆとりや幅があることで、“こころ”は無理なく変化に応じられます。大切なのは完璧さではなく、関係や状況に応じて整っていく適度なバランスをとることではないでしょうか。

「その人固有の苦悩のもつ意味」https://wp.me/pavZMB-7Rn
:生命は、統合と多様化、生成と消滅を繰り返しながら、一瞬ごとに新しく生まれ続けています。人の苦悩にも、固有の存在として世界を生きようとするなかで生じる矛盾や、その人なりに自分の人生を必死に歩もうとする意味が隠れていることがあります。こうした人生の出来事のもつ意味の重大性に気づくとき、心理社会的支援とは、苦悩を単に取り除くのではなく、その意味をともに確かめ、今より少し生きやすい未来へと結び直していく営みのように思われます。

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「格差社会では、憤怒はどこに向かうのか」 https://wp.me/pavZMB-7SQ
:「生きづらいのは、努力が足りないから」・・・・・・本当にそうでしょうか。
個人の苦悩には、格差や制度、声を上げにくい社会の矛盾が重なっているのではないでしょうか? 行き場を失った怒りが、自分や弱い立場の人を傷つけることもあります。ホロニカル心理学が大切にしているのは、一つの正しさで人々を従わせず、多様な一人ひとりと全体が支え合う場づくりです。生きづらさを分かち合い、対応策をともに考え、誰もが少しでも生きやすい社会をつくることに少しでも参画できればと願っています。

「支援する人も、支援されている・・・問題の外在化がひらく相互変容」https://wp.me/pavZMB-7SE
:支援関係には役割上の非対称性がありますが、「問題の外在化」によって、問題を本人の欠陥ではなく、場に生じた矛盾の現れとして両者の「あいだ」に置くことができます。支援者と被支援者が違いを保ちながら共同研究的に向き合うことで、互いに支えられ、変容し合う関係がひらかれます。

「ホロニカル心理学が考える多様性と統合性」 https://wp.me/pavZMB-7Sp
:ホロニカル心理学は、あらゆる存在を相互に包摂し合いながら新たな世界を生み出すものと捉えます。自らの価値観を絶対視せず、多様な存在に開かれ、認識の限界を自覚し、自然の一部として謙虚に生きることを重視します。

「ホロニカル心理学からみた神話的世界」https://wp.me/pavZMB-7Fq
:私たちが生きる世界は、人間と自然、人間と動物がはじめから切り離されていたわけではありません。神話的世界には、動物の命をいただくことへの畏敬や、自然とともに生きる感覚がありました。ホロニカル心理学は、自己と世界を分断せず、同じ「場」から立ち顕れる関係として見つめ直します。

「自己の主体性とは」https://wp.me/pavZMB-7D2
:ホロニカル心理学では、自己は内面に閉じた実体ではなく、自己と世界との関係のなかで絶えず生成し、自己組織化していく主体として捉えます。人は個別的存在でありながら、世界とのせめぎ合いの中で自分を超えて開かれ、自己理解と世界理解を深めていく存在と考えます。

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