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お知らせ

内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。

http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。

今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。

「“こころ”との対話を忘れつつある現代人」https://wp.me/pavZMB-7L5
:現代社会では、AIやSNSの発達により、私たちは外部の情報や評価を基準に生きる「外我」が優位になりやすく、自らの“こころ”との対話を失いつつあります。しかし、本当に腑に落ちる生き方は、身体感覚や感情、直観を含む直接体験を通して、“こころ”と絶えず自己照合する中で育まれるのではないでしょうか。

「社会的支援に関するホロニカル心理学の立場」https://wp.me/pavZMB-7K2
:ホロニカル心理学は、“こころ”を矛盾や対立を消し去る救済の場ではなく、差異や他者性を保ちながら新たな意味や実践を創発する動的な「場」と捉えます。心理的支援と社会的支援を切り離さず、個人・他者・共同体・制度・文化・歴史の相互包摂的な関係の中で、人と社会がともに自己組織化し、生きやすさと社会全体の創発を目指す心理社会的統合アプローチです。

「過去と未来を包摂する「今」を生きる」https://wp.me/pavZMB-7IT
:私たちの一瞬・一瞬には、過去と未来が包摂されています。大切なのは、将来のために今を犠牲にしたり、過去に縛られたりすることではなく、今この瞬間に包摂された過去と未来に応答して生きることです。その営みは容易ではありませんが、「今・ここ」に目覚め続けることで、自己と世界との新たな出あいが生まれ、厚みのある現在を生きることにつながるのです。

「『わからなさ』を抱える力」https://wp.me/pavZMB-7IL
:ホロニカル心理学では、「わからなさ」は未熟さや欠陥ではなく、新たな自己と世界との出あいが生まれる入り口と考えます。大切なのは、わからないことを急いで解釈したり評価したりせず、そのまま抱え続けることです。すると、ある時ふと新たな意味や理解が立ち顕れてくることがあります。自己意識の深まりや変容は、「わかったこと」よりも、むしろ「わからなさ」を丁寧に抱え続ける過程の中から生まれてくるのです。

「直接体験(35):対立と統合の源泉」https://wp.me/pavZMB-7Cl
:直接体験とは、頭で意識できたことだけではありません。まだ言葉になっていない身体感覚や情動、関係の含みをふくむ、全体としての出来事です。ホロニカル心理学では、そこを主観と客観が分かれる以前を含む「生成の場」と捉えます。“こころ”は、自己と世界の出あいから意味や行為が立ち顕れてくる根源的な場といえます。

※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。

<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

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「意識とは(5);俯瞰と統合」https://wp.me/pavZMB-6sd
:観察主体が無となっているときには、ただ全一性の世界が広がります、ところが、同じ全一性の世界が、観察主体と観察対象の組み合わせの差違の分だけに多層多次元の世界に変化してしまいます。しかし、高次の意識を持つ人間にいたると、多層多次元に識別される世界が、再度統合し全一的に把握することができると思われます。

「自己と世界は、一瞬ごとに出あい直している」https://wp.me/pavZMB-7DE
:人は一瞬・一瞬、自己と世界との出あいを繰り返し、「一致」と「不一致」という二つの様相を往還しながら生きていると考えます。一致とは自己と世界が一つとなるホロニカル体験であり、不一致とは自己と世界が分かれ、世界を知識や経験、価値観を通して意味づける状態です。この往復を通して、私たちは自己と世界との関係を深め、自らを変容させるとともに、新たな意味や価値を共創しながら世界にも働きかけています。

「自己超越とは世界の外に出ることではない」https://wp.me/pavZMB-7Di
:自己超越とは、世界の外に出ることではありません。私たちは常に世界の中に生きています。だからこそ大切なのは、目の前の出来事に巻き込まれるだけでなく、自分と世界との関係全体を少し引いて見つめることです。ホロニカル心理学では、このような「俯瞰」を通して、今ここにある現実をより広く深く実感していくことを自己超越と捉えます。

「現代物理学からみた「物」について」https://wp.me/pavZMB-7D8
:現代物理学は、「物」を小さな硬い粒子の集まりとしてではなく、場と相互作用のなかで立ち現れる現象として捉え直しつつあります。この視点は、ホロニカル心理学がいう「場としての“こころ”」とも深く響き合います。“こころ”もまた、個体内部の固定的実体ではなく、関係や意味生成の流れのなかで生起する出来事として理解できるのです。

「シンクロニシティと影」https://wp.me/pavZMB-7KC
:心理社会的支援では、偶然とは思えない意味ある一致が生じることがあります。新たな秩序や価値が創発する過程の中で同時多発的現象として、とりわけ、光輝く中心ではなく周辺にある苦悩を契機として自然に立ち顕れてくる印象です。

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<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

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「変容をもたらす気づき」https://wp.me/pavZMB-7DL
:自己違和感は、自己と世界の関係が固定化し、体験が「異物」として感じられる状態から生じます。変容をもたらす気づきとは、単なる理解ではなく、その関係が再編され、体験がより大きな文脈に包み直されることによって生まれます。自己と世界が編み直されるとき、体験の質が変わり、新たな自己物語が立ち上がります。

「絶対無(空)(10):生成消滅の本源」https://wp.me/pavZMB-6kG
:絶対無の場所(西田哲学)では、主観と客観の区別がなく、すべての現象が無境界となります。絶対無は単なる虚無ではなく、森羅万象の現象を生み出す働きとされ、自覚によってのみ知られます。絶対無の場所から多層多次元の現象世界が現れ、自己はその中で生かされ、死後には絶対無に還えると考えられます。

「身体と“こころ”」https://wp.me/pavZMB-7JB
:自己には、科学の対象となる身体としての自己と、自己と世界との出会いを直接体験し自覚する身心一如の自己があります。前者は後者の一側面ですが、後者を前者だけで十分に説明することはできません。この違いは“こころ”の捉え方にも関係します。前者は“こころ”を脳が生み出す意識現象と考えますが、後者は“こころ”を自己と世界との関係に関係するものとしてもっと広く捉える考え方につながっていきます。

「観察主体と観察対象の関係の俯瞰」https://wp.me/pavZMB-7K7
:ホロニカル・アプローチでは、主観的な気分と行動の相互作用や、観察主体と観察対象との関係が生み出す変化を、メタ認知的に俯瞰し続けることを重視します。その際には、無批判・無評価・無解釈の開かれた態度を保ち、俯瞰が難しい自分自身もそのまま観察対象として受け止めます。この態度は継続的な実践やスーパービジョン、教育的自己分析を通して育まれていきます。

「2つの言語」https://wp.me/pavZMB-7Ka
:外我は、身体感覚や感情、夢言語に根ざした内我の体験を、社会的に共有できる概念や言葉へと整理します。一方、たとえば、内我にとってのバラは、個人の記憶や感情、身体感覚と結びついた固有の意味をもつ存在です。ホロニカル心理学では、外我が社会的知を構成し、内我が自己と世界との直接的な出あいから意味を生み出し、両者が相補的に働いて、その人固有の世界を形成すると考えます。

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定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
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「トラウマの扱い方(35);多層多次元の観点から捉える」https://wp.me/pavZMB-7IW
:ホロニカル心理学では、トラウマを個人の病理や症状としてのみ捉えるのではなく、社会・文化・政治・歴史などを含む多層多次元の出来事として理解します。差別や偏見、経済格差、紛争、環境問題などの外的世界もトラウマの形成や持続に深く関与しています。そのため、PTSDなどの診断や治療は重要であるものの、それだけでトラウマの全体像を捉えることはできません。支援者と被支援者は共に、苦しみの軽減だけでなく、トラウマを通して自己と世界との関係を見つめ直し、新たな意味や価値、生き方を創造していく姿勢が大切になります。

「内我と外我の混在がもたらす心理的影響」https://wp.me/pavZMB-6wx
:ホロニカル心理学で自己意識の発達段階が通常第4段階以上であるとされる人でも、特定の要因が重なると、いつも第3段階に戻り、内的世界と外的世界の区別が曖昧になり、自己認識が不安定になります。こうした現象をいつも確認している立場からは、自己意識の発達段階は、誰もが様々な段階をいつも合わせもっているように考えられます。

「『いい加減』について」https://wp.me/pavZMB-7zA
:「いい加減」とは、無責任という意味ではなく、状況に応じた「ちょうどよさ」を見つけることでもあります。きちんとしすぎると心は苦しくなります。車のハンドルに遊びがあるように、“こころ”にも適度な余白があることで、無理なく柔軟に自分や周囲と調和しながら歩んでいけます。

「支援者の役割とは何か」https://wp.me/pavZMB-7zp
:支援者とは、「正しい答えを教える専門家」ではなく、いろいろな立場や見方を行き来しながら、状況全体を被支援者と一緒に見渡す人といえます。

「ホロニカル心理学からみたAIの限界に関するAIの見解」https://wp.me/pavZMB-7JF
:現時点のAIは、ホロニカル心理学でいう「内我」、すなわち身体に根ざした前反省的経験、実感、違和感、生命感をもたず、知識の統合、概念化、分析、推論、言語化を担う「外我」的機能に限定されていると考えられます。その意味でAIは、人間の集合的知識や論理を高度に統合した「集合的外我」に近い存在です。ただし、より正確には「AIの論理を『理』として内在化した他律的外我」と捉える方が、ホロニカル心理学の立場には適しています。

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定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D