お知らせ
内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。
今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。
「自己と世界の自己組織化:適切な場の保障」https://wp.me/pavZMB-613
:誰もが幸せになる権利と力を持っているのではないでしょうか。適切な場が保障されれば、自己と世界を自己組織化することが可能と思われるのです。
「トラウマの扱い方(23):ホロニカル・アプローチによる統合」https://wp.me/pavZMB-5W2 :「トラウマ記憶はばらばらになった未改変の光景や感覚や感情として存在する。」とは、トラウマやPTSDについて世界的に知られた精神科医で、発達性トラウマ障害という概念の提唱者でもあるベッセル・ヴァン・デア・コークの言葉です。
「無心とは(2):自然と調和した“こころ”の在り方」https://wp.me/pavZMB-6oC
:無心とは、自己を忘れ、作為を捨てて自然に身を任せ、自己と世界の境界が曖昧になり、心が自然と調和する状態と思われます。
「実体の再考」https://wp.me/pavZMB-6nF
:「私」は恒常不変であり実体があるとする見方と、全てが変化し無常で何も実体がないとする見方があります。ホロニカル心理学では、自己の観察基準によって実体と思う現象が立ち顕れ、観察主体と観察対象が無境界になる瞬間には無常・無自性の空の世界になると仮説をもっています。
「実在世界とは」https://wp.me/pavZMB-6nl
:ホロニカル心理学では、自己と世界は無限の創造力をもつ絶対無により創造され、区別なく一体と考えます。自己を忘れ、観察者としての意識が無になるとき、真に実在する世界に近づくと考えています。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<参考図書>
・「子ども虐待事例から学ぶ統合的アプローチ─:ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援」
千賀則史・定森恭司著,2022年,明石書店.
・「ホロニカル・アプローチ:統合的アプローチによる心理・社会的支援」
定森恭司・定森露子著,2019年,遠見書房.
・「ホロニカル・セラピー:内的世界と外的世界を共に俯瞰する統合的アプローチ」
定森恭司著,2015年,遠見書房
・「教師とカウンセラーのための学校心理臨床講座」
定森恭司編,前田由紀子・中村美津子・花井正樹・定森露子著,2005,昭和堂.
<お勧めサイト>
・カレーの話だと、なぜかみんなやさしく対話ができることを徹底的に明かにした、ホロニカル論と相性がとてもいいユニークな「カレー理論」です。
https://note.com/universalfood/n/nf649497162fd
・「場所的自己」に関する論文です。
https://drive.google.com/file/d/1WAPN1NxVxS6kBgRE50VIZCX7zp4Qsl-D/view
・家庭訪問の智慧に関する論文です。
https://drive.google.com/file/d/137FwIg2oXHlDTelvqfkbsADZHTMOucBM/view
・ホロニカル・アプローチのABCモデルに関する論文です
https://drive.google.com/file/d/1sLHO7Q8a4KWw-FkMQplx7qoS6g3QkVYy/view
・当事者研究に関する研究ノートです。
https://drive.google.com/file/d/1Z8hl4WtcKcvSpmn-Bvha3T8X__AMAdhZ/view
・ホロニカル・マガジン
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/