お知らせ
内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。
今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。
「トラウマの扱い方(35);多層多次元の観点から捉える」https://wp.me/pavZMB-7IW
:ホロニカル心理学では、トラウマを個人の病理や症状としてのみ捉えるのではなく、社会・文化・政治・歴史などを含む多層多次元の出来事として理解します。差別や偏見、経済格差、紛争、環境問題などの外的世界もトラウマの形成や持続に深く関与しています。そのため、PTSDなどの診断や治療は重要であるものの、それだけでトラウマの全体像を捉えることはできません。支援者と被支援者は共に、苦しみの軽減だけでなく、トラウマを通して自己と世界との関係を見つめ直し、新たな意味や価値、生き方を創造していく姿勢が大切になります。
「内我と外我の混在がもたらす心理的影響」https://wp.me/pavZMB-6wx
:ホロニカル心理学で自己意識の発達段階が通常第4段階以上であるとされる人でも、特定の要因が重なると、いつも第3段階に戻り、内的世界と外的世界の区別が曖昧になり、自己認識が不安定になります。こうした現象をいつも確認している立場からは、自己意識の発達段階は、誰もが様々な段階をいつも合わせもっているように考えられます。
「『いい加減』について」https://wp.me/pavZMB-7zA
:「いい加減」とは、無責任という意味ではなく、状況に応じた「ちょうどよさ」を見つけることでもあります。きちんとしすぎると心は苦しくなります。車のハンドルに遊びがあるように、“こころ”にも適度な余白があることで、無理なく柔軟に自分や周囲と調和しながら歩んでいけます。
「支援者の役割とは何か」https://wp.me/pavZMB-7zp
:支援者とは、「正しい答えを教える専門家」ではなく、いろいろな立場や見方を行き来しながら、状況全体を被支援者と一緒に見渡す人といえます。
「ホロニカル心理学からみたAIの限界に関するAIの見解」https://wp.me/pavZMB-7JF
:現時点のAIは、ホロニカル心理学でいう「内我」、すなわち身体に根ざした前反省的経験、実感、違和感、生命感をもたず、知識の統合、概念化、分析、推論、言語化を担う「外我」的機能に限定されていると考えられます。その意味でAIは、人間の集合的知識や論理を高度に統合した「集合的外我」に近い存在です。ただし、より正確には「AIの論理を『理』として内在化した他律的外我」と捉える方が、ホロニカル心理学の立場には適しています。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D