お知らせ
内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
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今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。
「ホロニカル心理学における絶対無(空)と“こころ”」https://wp.me/pavZMB-7Ok
:ホロニカル心理学でいう絶対無(空)は、「何もない」ことではなく、有/無、自己/世界、主体/客体などの分節が立ち顕れる根源的な場を指します。この場を“こころ”と捉え、そこでエス(多様化)とIT(統合化)が相即的に働き、森羅万象が一瞬・一瞬に生成消滅する働きを「それ」と呼びます。絶対無・空・“こころ”・「それ」は実体ではなく、直接体験の中で仮に指し示される概念です。
「小より小さいけれども、大より大きい」https://wp.me/pavZMB-7O9
:「小より小さいけれども、大より大きい」という逆説は、大小の尺度を超えた“根源的な働き”を表す比喩です。ホロニカル心理学では、一瞬・一瞬の出来事は、宇宙的な生成の働きが自己という場に具体的に顕れた“こころ”の現象として理解されます。そのため、一瞬の出来事は極めて微細でありながら、同時に宇宙的な広がりを持ちます。部分と全体、ミクロとマクロは相互に包摂し合い、一つの出来事として立ち顕れるというホロニカルな世界観を象徴する表現といえます。
「ひょっとすると投影的同一視が増加しているのでは?」https://wp.me/pavZMB-7MK
:投影的同一視とは、自分の中にある怒りや劣等感などを相手に投影するだけではなく、実際に相手が思っていると思いみ、実際の対人関係の中で現実化してしまうことです。ホロニカル心理学では、これは単なる自己防衛機制ではなく、自己と他者との関係の「場」の歪みとして捉えます。だからこそ、近年、対人関係を混乱させる投影的同一視が増えているように感じます。その背景には、自他の境界を柔軟に調整する力の育ちにくさや、身体性を伴う他者との交流の減少など、社会的な変化も影響しているのではないでしょうか。
「自由無礙の俯瞰:自己超越性」https://wp.me/pavZMB-7CR
:人は、外の世界を見るだけでなく、自分自身を見つめることもできます。ホロニカル心理学でいう「自由無碍の俯瞰」とは、自分と世界が重なる瞬間も、ずれる瞬間も含めて、全体を見渡す働きです。それは、自分を超えて自分を観る、自己超越のはたらきでもあります。
「過去に原因を求めることの限界」https://wp.me/pavZMB-7BQ
:過去だけに生きづらさの原因を求めると決定論に陥りやすいです。現在には過去だけでなく未来の可能性も含まれています。大切なのは原因探しより「これからどう生きやすさを開くか」です。“こころ”は変容可能で、未来はいつでも開いています。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D