お知らせ
内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
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今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。
「痛みをもたないAIは、痛みをもつ人間と共存できるのか(1):AIによる外我機能の巨大化」https://wp.me/pavZMB-7TC
:ホロニカル心理学から見ると、AIは言語化や分析などの「外我的機能」が巨大化したものと捉えられます。しかし、痛みを身体的に経験する根拠はありません。効率や合理性を偏重する社会では、AIが生命の声を軽視する傾向を増幅する恐れがあります。共存に向けて、人間・AI・社会の関係全体を俯瞰し、痛みや言葉にならない違和感を包摂する場を、ともにつくることが問われていると考えられます。
「ホロニカル論の基本仮説(Ver.1):専門家向け」https://wp.me/pavZMB-7TP
:“こころ”は、個人の内側だけにあるものではなく、身体・他者・社会・環境との関わりのなかで、自己と世界が共に立ち顕れる「場の働き」です。一つの出来事には、多様な側面が切り離せずに織り込まれています。ホロニカル心理学の「俯瞰」は、自分の見方も含めて関係を捉え直すこと。そこには、自分と世界の境界がなくなり、出来事そのものになる瞬間も含まれます。この仮説をもとに、共に関係や環境を見直し、少しでも生きやすい道を探ります。
「専門用語は理解への橋か、それとも壁か」https://wp.me/pavZMB-7Uj
:「トラウマ」「発達障害」「愛着」。専門用語は理解の手がかりですが、その言葉で「わかったつもり」になると、目の前の人の物語を見失うことがあります。名付けることは、理解の終点ではなく出発点。ホロニカル心理学では、その人が生きる場や関係に目を向け、共に体験の意味を探究します。専門用語を、人を分類するだけのラベルではなく、対話を開く言葉へ。その言葉の奥にいる「一人の人」に、何度でも立ち返りたいと思います。
「憤怒について」https://wp.me/pavZMB-7HV
:憤怒の鎮静化とは、怒りを抑え込むことではありません。大切なのは、怒りの背後にある自己と世界との不一致や痛みの意味を俯瞰し、理解することだと思われます。そのプロセスは、社会的不正への応答力を高め、憤怒を創造的で建設的なエネルギーへと転換していくことにつながります。
「観察主体と観察対象(4):不確定性 」https://wp.me/pavZMB-7Dc
:観察とは、ただ外にあるものをそのまま見ることではありません。ホロニカル心理学では、何が見えるかは、観察する側の観点によって変わると考えます。同じ不登校でも、家庭・学校・身体など、見る立場によって問題の姿は異なります。大切なのは、現象だけでなく、自分がどのような観点でそれを見ているのかを俯瞰することです。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D