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出版のお知らせ

この度、Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D)を通じて、定森恭司著の書籍を心理相談室こころから出版しました。

タイトル:『ホロニカルな“こころ”』
副題:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ

“こころ”を「場」として捉える新しい心理学の提案書です。

長年にわたり、内的世界と外的世界の双方を視野に入れた心理社会的統合的支援の実践と研究に取り組んできました。本書は、その総決算としてまとめた包括的体系書です。

“こころ”の現象を、部分と全体の関係における縁起的な包摂関係として捉える、まったく新しいホロニカル論的パラダイムに基づき、“こころ”の理解と心理社会的支援の理論・技法を提示しています。

構成は以下の通りです。
総論編(こころに関する哲学的検討)
理論編(ホロニカル心理学)
実践編(ホロニカル・アプローチ)
事例編(多領域にわたる具体的事例)
資料編(実践に役立つ資料)

300ページを超える内容ですが、どの章からでもお読みいただける構成になっています。

“こころ”を個人の内側に閉じたものとしてではなく、
関係の中に立ち現れる「場」として捉え直すとき、
これまで見えていなかったものが見えてきます。

福祉・教育・医療・開業などの現場で、
既存の理論だけでは応答しきれない課題に向き合う中で、
少しずつ形になってきた理論と実践をまとめました。

ご関心のある方は、下記サイトからご直接購入ください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

お知らせ

対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。

スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。

<著書>
○千賀則史・定森恭司著(2022)『子ども虐待事例から学ぶ統合的アプローチ─:ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援』明石書店.
★発売日2022年4月7日予定(アマゾンで予約可能)
※子ども虐待の事例を通して、ホロニカル・アプローチをわかりやすく学べます。

○定森恭司・定森露子(2019)『ホロニカル・アプローチ:統合的アプローチによる心理・社会的支援』遠見書房
※心理社会的支援の実践と理論と技法を、構成的事例などを使いながらまとめてある本。心理社会的支援を包括的視点から学ぶことができます。

○定森恭司(2015)『ホロニカル・セラピー:内的世界と外的世界を共に扱う統合的アプローチ』遠見書房
※ホロニカル論を本格的に、はじめてまとめた著書です。

○定森恭司編集(2005)『教師とカウンセラーのための学校心理臨床講座』昭和堂
※スクールカウンセラーをはじめとする学校心理臨床や教育相談関係者向けの本です。

<ホームページ>
心理相談室“こころ”ホームページ
http://kokoro.racoo.co.jp/holonical/に「ホロニカル・アプローチ」の基本的な説明が公開されています。

<ブログ>
ホロニカル・マガジン(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/
ホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に関する智慧や雑感などが無料で閲覧できます。毎月3回、1回5本程度の記事をブログ風にしてまとめて公開しています。メールアドレスを記入し購読(無料)頂くと、更新の度に自動受信できるようにしてあります。

<研究会>
対人援助職のための統合的アプローチ研究会(略称AIA)
https://integrated-approach.jimdofree.com/
定森恭司が発起人代表、定森露子が発起人副代表となり、対人援助に関わる多領域・多職種の34名が発起人となったAIAという研究会があります。現在100名以上の方が入会されています。AIAが対人援助職の方々をつなぐ「プラットホーム」となることを目指しています。論文からエッセイや各種情報提供や、いろいろな企画(ホロニカル心理学に関する講座やワークなど)を開催しています。研究誌は、無料公開されています。本会に入会されると、入会金3,000円(初年度のみ)、年会費2,000円で、入会時の3,000円には、「ホロニカル・アプローチ」(上記「4」。定価2,860円)を含んでいます。

お知らせ

「心理相談室こころ」は、個人や家族への心理相談(カウンセリングや心理療法)を2024年3月末で終了し、2024年4月から、さまざまな対人援助に関わる人をスーパービジョン・コンサルテーション、セミナーやワークショップを通じてサポートする支援機関に生まれ変わりました。

 

なお、他の相談機関は、下記のサイトをご参照ください。

参考サイト
①当室ホームページリンク集の心理相談室等
https://kokoro.racoo.co.jp/link
②社団法人日本臨床心理士会のホームぺージ: 臨床心理士に出会うには
http://www.jsccp.jp/near/

 

お知らせ

内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。

http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。

今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。

「非常識が常識の時代」https://wp.me/pavZMB-7CL
:「常識」は、実は人類に普遍のものではなく、家族・地域・文化など、それぞれの社会集団の中で形づくられた価値の枠組みです。いまは多様な価値観が交わる時代。自分の常識だけで人を測るのではなく、違いの中に共通の土台を探す姿勢が、ますます大切になっています。

「心理学の出発点」https://wp.me/pavZMB-7Cg
:心理学は、“こころ”を外から分析するだけでは成り立ちません。大切なのは、いま・ここに生きている“こころ”の現実に触れることです。主観と客観を切り離すのではなく、そのあいだに立ち現れる“こころ”の現象そのものを見つめることから、心理学は始まります。

「近代科学の光と影をホロニカル論の立場から捉えなおす」https://wp.me/pavZMB-7CE
:近代科学は、神話や権威から人を解き放ち、理性によって普遍を探究する力を育てました。しかしその一方で、感性や個性、関係性を切り離す傾向も強めました。今こそ、主観と客観、個と全体を“こころ”の場として統合的に見直す時代ではないでしょうか。

「クオリアとホロニカル心理学」https://wp.me/pavZMB-7FC
:ホロニカル心理学では、クオリアを物理現象と意識現象が相互包摂する関係の場から立ち顕れる質感と捉えます。したがって赤く感じるなどの主観的経験は脳活動だけにも、純粋な主観内部にも還元できず、身体・記憶・意味・情動・環境との多層的統合として生成するとう理解です。クオリアは、部分と全体の相互包摂というホロニカル関係という非二元論的現象として理解できるのではないかとの仮説をもっています。

「トラウマの扱い方(34):身体の安全・安心の確保」https://wp.me/pavZMB-7H1
:身体に刻まれた潜在的・恐怖記憶や突発的反応への対処はトラウマケアの核心であり、言語的対話だけでは不十分な場合があります。トラウマに対応できるマインドフルネスやソマティックな方法で安全・安心を身体が体感できる場を確保することが重要になります。身体への配慮を欠く、不適切な会話は、警戒心や無力感を強化してしまうため慎重さが求められます。

※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。

<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D

<お勧めサイト>
ホロニカル・マガジン
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/

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今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。

「心理学と物理学:意識現象と物理現象の接点を探る」https://wp.me/pavZMB-6vi
絶え間なく変化し、多層多次元に識別される現象世界は、究極的には、意識現象を探求する心理学と物理現象を探究する物理学が、数理モデルを通じて接近しいく可能性があるのではないでしょうか。しかし、その語り方には差異があり続けると思われます。

「自己意識の発達(7):移行を促進する働き(ノンフィクションフィクション)」https://wp.me/pavZMB-6u7
:自己意識の発達には、多様性を促進する「エス」と統合する「IT」の働きが重要です。I子(ノンフィクションフィクション)は自己犠牲的な態度を持ち、母親に振り回されていたが、反抗をきっかけに強い罪悪感を抱いていました。しかしホロニカル・アプローチの内我と外我の対話法を通じて変容していきます。

「自己と世界(22):共に変容」https://wp.me/pavZMB-6kX
:自己と世界は絶対無(空)を共に根源を持ち、相互包摂関係にあなりながらも、共に変容していくと考えられます。

「“こころ”とは(87):意識との関係」https://wp.me/pavZMB-7H4
:“こころ”とは実体ではなく、自己と世界を含むあらゆる現象が生成・変容する「場」そのものです。意識はその一作用であり、何かを意識した瞬間、観察主体と観察対象が分化し、世界が立ち顕れます。観察主体と観察対象は、“こころ”という場において同時に生成する関係にあります。

「夢分析の面白さ:理性による理解を超えた世界」https://wp.me/p avZMB-7FT
:夢は、単なる脳の錯覚ではなく、理性では捉え尽くせない“こころ”の深層世界が立ち顕れる現象なのかもしれません。現代社会は、効率や合理性を重視するあまり、夢や身体感覚、直観といった非合理的世界とのつながりを失いつつあるように思います。しかし、人間の豊かさとは、説明できない世界を抱えながら生きることそのものにあるのではないでしょうか。夢分析とは、その深層的な“こころ”との対話にこそあるのではないでしょう。

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<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
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「奇蹟について:一瞬・一瞬のこと」https://wp.me/pavZMB-7w8
:一瞬・一瞬の出来事が奇蹟では?

「量子的世界と生命の起源」https://wp.me/pavZMB-6TH
:目に見えるものの奥に、かすかに揺らぐ何かがあります。それは物質とエネルギー、生命と宇宙のあいだに流れる、静かな律動のようなものです。量子的な視点から見えてくるのは、自己と世界が離れたものではなく、同じ場から生まれ、互いに響き合いながら形づくられる姿です。生命を含むこの世界は、ほんのわずかな秩序と、広がり続ける偶然とが溶けあいながら創発されているのかもしれません。

「部分と全体のホロニカル関係」https://wp.me/pavZMB-6vN
:自己組織化する部分と全体は、自己相似的なルールを共有し、互いに包摂し合うホロニカル関係を形成します。​例えば、受精卵が遺伝コードに従い、各細胞が位置に応じて情報交換を行い、足や手、心臓などに分化する現象が挙げられます。​また、将棋の固定されたルールのもとで予測不能な展開が生じるように、ホロニカル関係における未来も状況に応じて変動し、確率的にしか予測できません。​この不確実性の中に、自由意志の源泉が見出されます。

「現実世界とは」https://wp.me/pavZMB-7Dn
:現実世界とは、単なる客観的対象ではなく、自己が世界に触れながら生きている直接的経験の場といえます。人間は、自己と世界が一つの出来事として現れる合一的局面と、対象化し意味づける切断的局面との両方を往還しながら生きています。この両契機の生成的往還そのものを、人間の現実経験として捉えることが大切ではないでしょうか。

「意味を問うとは?」https://wp.me/pavZMB-7FP
:意味があるかどうかわからなくても、人はなお問い続けます。その営み自体の中に、“こころ”の生成と自己創造が宿っているためと思われます。生きることとは、問い続ける一瞬・一瞬の直接体験そのものだと思います。

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「超知能時代の到来を直前にした現代社会の抱える課題」https://wp.me/pavZMB-7FF
:AGI・ASIという超知能時代は、人類に幸福をもたらすのか、それとも危機を招くのか。ホロニカル心理学では、超知能を「外我」の高度化として捉えます。大切なのは、知能の進歩が内我・身体感覚・自己と世界の対話を失わせないことが大切と考えます。

「自己とは(26):一瞬・一瞬自己組織化する自己」https://wp.me/pavZMB-760
:自己とは、自己以外のものから区別される本質を持って自律自存するような固定的存在ではなく、一瞬・一瞬、自己と世界の出あいが不一致と一致を繰り返しながらせめぎあう「場」において、創発され続ける動的プロセスであるといえます。

「共創的対話(3):新たな生き方の発見・創造」https://wp.me/pavZMB-7yX
:ホロニカル・アプローチにおける心理社会的支援は、支援者が一方的に見立てや方法を提示するのではなく、被支援者の生きづらさを契機に、共創的対話を通してより生きやすい道を共に発見・創造していく営みです。支援の場そのものが生きやすさを体感できる場となり、その体験が現実生活へと広がることが重視されます。

「“こころ”とは(86):場の顕れ」https://wp.me/pavZMB-7yQ
:“こころ”は、自分の内側にあるものではなく、もっと包括的な場の働き(仮説)とホロニカル心理学では考えています。私たちは関係の中で感じ、変化し続けています。日本人が古くから大切にしてきた「間」や「気配」も、この感覚につながります。“こころ”とは、関係の中で立ち顕れる「場」そのものと考えられるのです。

「現代版シャーマン論」https://wp.me/pavZMB-7FK
:現代社会は、科学技術の発展によって大きな恩恵を受ける一方で、自己と世界、内的世界と外的世界、意識と無意識のつながりを見失いつつあります。かつてのシャーマンは、霊的世界と現実世界を媒介する存在でした。ホロニカル心理学では、それを現代的に「内的世界と外的世界をつなぐ働き」として捉え直します。今、私たちに必要なのは、分断された“こころ”と世界を再び結び直す「現代版シャーマン的働き」なのではないでしょうか。

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「ホロニカル心理学の科学性と宗教性」https://wp.me/pavZMB-6YU
:ホロニカル心理学は禅と同様に、個を超えた「真の自己」への志向を語りますが、それは科学だけではなく価値的・哲学的領域にも属します。仏教モダニズムは瞑想を脳科学的に説明しようとするようですが、脳活動の可視化は主観的体験の質(クオリア)や意味を証明できないと考えます。

「心理主義でも論理主義でもないホロニカル心理学」https://wp.me/pavZMB-7Ek
:ホロニカル心理学は、心理主義のように論理を個人心理へ還元せず、論理主義のように論理を心理から切り離して捉えるものでもありません。心理と論理、主観と客観、自己と世界が分化する以前の“こころ”の場に注目し、そこから意味や価値が生成・分節・再統合される過程を探究する、生成論的・場所論的心理学です。

「適切な自己と世界の自己組織化のプロセス」https://wp.me/pavZMB-6w3
:ホロニカル・アプローチでは、自己と世界の出会いが不一致と一致を繰り返しながら、適切な自己組織化が進むと考えます。不一致の中にも一致の可能性があり、支援者は一致点を意識的に引き出しながらプロセスを促します。現代社会では自己と世界の対立が深まっていますが、ホロニカル関係を築くことで適切な自己組織化が可能になります。

「『今・ここ』を生きる(2)」https://wp.me/pavZMB-7EE
:「今・ここ」を生きるとは、特別な状態になることではなく、いま身体や感情に起きていることに静かに気づくことです。過去の影響や未来への不安も含めて、この瞬間の体験をそのまま受け取り、自分の言葉で確かめていく。その積み重ねが主体を育て、生きている実感を取り戻します。未来は、いまの体験の深まりの中から自然と開かれていきます。

「ホロニカル心理学の立場からみた道徳」https://wp.me/pavZMB-7EA
:ホロニカル心理学では、道徳を固定的な善悪の基準ではなく、自己と他者・社会・自然・歴史との関係を、そのつど調整していく生成的な働きと考えます。大切なのは、規範に縛られることでも欲望を押し通すことでもなく、関係全体を俯瞰し、より自己親和的・他者親和的・世界親和的な生の方向を見いだすことです。

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「『「地雷』と名付けた日(ノンフィクションフィクション)」https://wp.me/pavZMB-7Bs
:怒りや衝動は、自分そのものではなく、名付けることで距離をとれる対象へと変わります。そのとき、巻き込まれていた体験は見つめられる現象となり、適切な観察主体が立ち上がります。“こころ”は関係の中で再び整い、自己組織化が静かに進んでいきます。

「継続・関係性・再現性・訓練・安全」https://wp.me/pavZMB-6rL
:対人援助において、相談動機が希薄な当事者にも継続的な関係を築くことが重要であり、支援者同士のバックアップ体制も必要です。知識だけでなく、関係構築能力を高める訓練が求められ、支援者自身も支援を受けるべき存在です。支援現場では、形式的な助言だけでなく、継続的な伴走型支援が不可欠であり、対人援助職の人材育成が急務と考えます。安易な指導・助言や他機関紹介は、事態をますますこじらせていく可能性が高くなってきています。

「支援論のパラダイムシフト」https://wp.me/pavZMB-7zk
:ホロニカル論は、「原因を特定して解決する」という従来の支援の考え方を見直し、新しい支援の方向を示します。生きづらさには多様な見方や要因がありますが、その背後には共通するパターンが存在します。ホロニカル・アプローチでは、そのパターンを手がかりに課題を明確にし、支援者と当事者が協働しながら解決を探ります。ともに悩み、ともに考える関係の中で、より生きやすいあり方を共に創っていくことが特徴です。

「現実世界とは」https://wp.me/pavZMB-7Do
:現実世界とは、単なる客観的な対象ではなく、私たちがその中で触れながら生きている世界です。人は、世界と一体となっていると感じる瞬間と、対象として切り分けて理解する瞬間を行き来しています。ホロニカル心理学は、その両方を含む体験の流れ全体を捉えることを大切にします。

「感じているところを考える」https://wp.me/pavZMB-7Ee
:自己の変容は、自己内だけで起きるのではありません。自己と世界が出あい、影響し合い、せめぎ合う「カオスの縁」で生まれます。直接体験の揺らぎを内我が感じ取り、外我が意識化することで、自己は新たに自己組織化していきます。

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定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年. アマゾンで販売中。
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「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/は、定期購読(月4回程度、無料)が可能です。

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「意識現象と物理現象の交差:思考実験」https://wp.me/pavZMB-6vI
:思考実験を通じて、意識と物理現象の関係を探ります。私たちは意識を離れて客観的な世界を知ることはできず、物理現象と意識現象の境界は解釈の違いに過ぎません。観察主体と対象の関係によって世界の見え方が変わり、すべてを映し出す「場」としての“こころ”が存在します。この“こころ”は、物理・意識現象の源であり、哲学的には「絶対無」や「空」に相当する概念です。

「電話の声でわかる夜(ノンフィクションフィクション)」https://wp.me/pavZMB-7B9
:父親の飲酒と暴力の気配にさらされながら、電話の声や家庭の空気を読み、自分を守ってきた子どもが、ホロニカル・アプローチによる支援を通してその力を自覚していく物語を、幾つかの事例を元にして創作してみました。

「ホロニカル関係と入れ子構造」https://wp.me/pavZMB-6uX
:ホロニカル関係は、部分と全体が互いに包摂しつつ自律性を発揮する縁起的な関係です。一方、入れ子構造は同一パターンが階層的に繰り返される構造を示し、見た目の類似にもかかわらず、関係性が根本的に異なります。

「憤怒の大切さ:自己組織化と心理社会的支援の視点から」https://wp.me/pavZMB-6tJ
:内我の憤怒は、自己組織化に不可欠であり、抑圧されると外我が支配し、自己の過剰適応を生みだします。その結果、警戒しながら生きる不自然な自己が形成され、最終的に破綻へと至ります。大切なことは、安全かつ安心して憤怒の表出を保障する場が必要ということです。憤怒できなかった人が、特定の相手に憤怒を向けたということは、憤怒を向けられた人が安全基地となりうる可能性を示唆しますが、過去の再現リスクも伴います。それだけに専門家は、日常生活において憤怒を安全・安心して表出できる場づくりを積極的にサポートすることが求められます。

「不一致と一致の同時生成」https://wp.me/pavZMB-7Bk
:自己と世界のあいだには、「ずれ」と「重なり」が同時に生じています。ホロニカル心理学では、この不一致一致は別々ではなく、関係のなかで絶えず生まれ変わる一つの流れとして捉えます。“こころ”は個人の内側ではなく、自己と世界のあいだに立ち顕れる「場」なのです。

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<参考図書>
・「子ども虐待事例から学ぶ統合的アプローチ─:ホロニカル・アプローチによる心理社会的支援」
千賀則史・定森恭司著,2022年,明石書店.
・「ホロニカル・アプローチ:統合的アプローチによる心理・社会的支援」
定森恭司・定森露子著,2019年,遠見書房.
・「ホロニカル・セラピー:内的世界と外的世界を共に俯瞰する統合的アプローチ」
定森恭司著,2015年,遠見書房
・「教師とカウンセラーのための学校心理臨床講座」
定森恭司編,前田由紀子・中村美津子・花井正樹・定森露子著,2005,昭和堂.
<お勧めサイト>
・カレーの話だと、なぜかみんなやさしく対話ができることを徹底的に明かにした、ホロニカル論と相性がとてもいいユニークな「カレー理論」です。
https://note.com/universalfood/n/nf649497162fd
・「場所的自己」に関する論文です。
https://drive.google.com/file/d/1WAPN1NxVxS6kBgRE50VIZCX7zp4Qsl-D/view
・家庭訪問の智慧に関する論文です。
https://drive.google.com/file/d/137FwIg2oXHlDTelvqfkbsADZHTMOucBM/view
・ホロニカル・アプローチのABCモデルに関する論文です
https://drive.google.com/file/d/1sLHO7Q8a4KWw-FkMQplx7qoS6g3QkVYy/view
・当事者研究に関する研究ノートです。
https://drive.google.com/file/d/1Z8hl4WtcKcvSpmn-Bvha3T8X__AMAdhZ/view
・ホロニカル・マガジン
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/