内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。
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「『親の養育義務』から『親のケアを支える社会の義務』への転換」https://wp.me/pavZMB
:保護者が「このままでは子どもを傷つけかねない」と訴えることを、養育放棄ではなく切実な援助要請として受け止める必要があります。親子を孤立させず、子どもの最善の利益を中心に、家庭、地域、福祉など社会全体が養育を補完する仕組みを整え、危機が深刻になる前から社会的養護を利用できる権利を保障することが求められていると考えます。
「心理学とは、“こころ”が“こころ”を研究する学問ではないか」https://wp.me/pavZMB
:心理学には、研究される“こころ”だけでなく、研究する主体もまた“こころ”の働きのなかにあるという自己言及的な特徴があります。ホロニカル心理学では、“こころ”を個人の内側の機能ではなく、自己と世界、主体と対象が関係しながら立ち顕れる根源的な「場」と捉えます。そのため研究や支援では、対象を理解するだけでなく、自らの立場や見方が現象と関係性に及ぼす影響を、絶えず問い続ける姿勢が大切になると考えています。
「“こころ”とは何か?-意識現象と物理現象の関係」https://wp.me/pavZ MB-7RH
:私たちが実在を感じる源泉は、理論や概念ではなく、自己と世界との関係に立ち顕れる「直接体験」です。ホロニカル心理学では、“こころ”を個人が所有する機能ではなく、精神と物質、主体と対象が分かれる以前に、意識現象と物理現象を不可分の出来事として同時に生成する根源的な働き・場と捉えます。
「ホロニカル心理学の統合性について」https://wp.me/pavZMB-7S2
:ホロニカル心理学における「統合」とは、異なる理論や技法を一つの体系にまとめることではありません。それぞれの差異と固有性を保ちながら、一即多・多即一の関係として相互に生かすことを意味します。ホロニカル・アプローチは、この原論に基づき、被支援者と支援者が「正しさ」や「正常」を目指すのではなく、その人にとって少しでも生きやすい道を共創的に発見・創造していく実践と考えています。
「ホロニカルな世界を生きる」https://wp.me/pavZMB-7Fv
:人間は、普遍に吸収される存在でも、孤立した個でもありません。私たちは、一なる創造的な場から立ち顕れた、かけがえのない一表現者です。一即多・多即一の世界の中で、それぞれの存在様式を生きることに、ホロニカルな世界への生き方のヒントがあるように思われます。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D
2026.09.08 08:00|お知らせ・その他
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「不安定なのは、その子ではなく“場”なのではないか?」https://wp.me/pavZMB-7Qd
:子どもの不安定さは、その子だけの問題ではなく、大人や家庭、学校、施設、社会との相互作用のなかで生じる「場の揺れ」として捉える必要があるのではないでしょうか。大切なのは、子どもの揺れを止めることではなく、その揺れを安心して包摂できる一貫した場を共につくることにあるように思います。その場の安定が内在化されることで、子どもは自らの体験を適切に俯瞰し、自分で方向を選ぶ力を育むことがはじめてできるようになるのではないでしょうか。
「堂々めぐり(2):頑固な反復」https://wp.me/pavZMB-7BJ
:つらい過去を何度も語るとき、人はその苦しさにのみ込まれていることがあります。支援で大切なのは、ただ一緒に苦しむことではなく、あたたかく受け止めながらも少し距離をもって見つめることです。その俯瞰的なまなざしが育つと、自分の苦しさをあるがままに見つめ、そこから少しずつ抜け出す力が生まれてきます。
「直接体験(36):言語化前の一瞬・一瞬」https://wp.me/pavZMB-7BX
:直接体験とは、言葉になる前に自己と世界が出あう瞬間の生きた感覚であり、一致やずれを含みつつ、その都度新しく生成される動きです。各瞬間は過去と未来を含みながらも固有で、連続しつつ新たに生まれ続ける“こころ”の出来事を指します。
「ホロニカル心理学からみたリカバリー」https://wp.me/pavZMB-7PY
:ホロニカル心理学では、リカバリーを単なる症状改善や元の状態への回復とは捉えません。生きづらさを契機に、滞っていた自己と世界との関係が再び動き出し、新たな意味やつながり、人生の物語が生成されていくプロセスです。症状が残っていても、より生きやすい人生の道を発見・創造していく「場の再生」と考えます。
「誰もが有するメジャー性とマイナー性」 https://wp.me/pavZMB-7Fi
:メジャー性が社会適応の一般的な理であるのに対し、マイナー性とは、実は誰もが自己内に持つ、既存秩序を内側から変え、代替不可能な自己同一性と創造的個性を生み出す力という、積極的な意味があると考えられるのはないでしょうか?
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<関係図書>
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2026.09.01 08:00|お知らせ・その他
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「対話法で抑うつ状態から脱した義之さん(ノンフィクションフィクション)」https://wp.me/pavZMB-7OV
:抑うつ状態にあった中年男性が、ホロニカル・アプロートの対話法によって変容していく物語です、幾つかの事例から創作したノンフィクションフィクションです。
「ホロニカル・アプローチの場面再現法のポイント」https://wp.me/pavZMB-7Pt
:場面再現法は、過去の出来事を現在の場に具体的に立ち顕れさせ、内外の現象を無批判・無評価・無解釈の姿勢で多方向から振り返る方法です。支援者と被支援者は、双方の感情や身体感覚も含めて出来事を共同研究的に俯瞰し、固定された解釈を多義的に再構成します。そこから新しい意味や選択肢を見いだし、より生きやすい方向を共創していく、ホロニカル・アプローチでよく使用される技法です。
「心理学は何を探究する学問なのか」https://wp.me/pavZMB-7Mr
:ホロニカル心理学では、心理学とは、自己・他者・世界が、一瞬・一瞬、出来事として立ち顕れてくる根源的な場ともいえる“こころ”について探究する学問であると考えています。もし心理学を物理学や脳科学、情報科学など他領域の概念へと置き換えて理解しようとするならば、その瞬間に心理学は固有の対象を失い、それぞれの学問へと還元されてしまいます。しかし、心理学は他領域の知見によって豊かになることはあっても、それらによって置き換えられるものではないと考えます。
「堂々めぐり(1):知的理解での変容の限界」https://wp.me/pavZMB-7BD
:原因が頭でわかっても、生きづらさがすぐに変わるとは限りません。大切なのは、いまここで生じている怖さや緊張という直接体験に、安心できる関係の中で少しずつ変化が生まれることです。ホロニカル心理学は、その変容のプロセスに注目します。
心理社会的支援の場面では、話し合っているうちに、いつのまにか堂々巡りになってしまうことがあります。
「つらさが変わらないとき、変えるべきなのは何か」https://wp.me/pavZMB-7AC
:つらい出来事に直面しても、思うように状況が変わらないことがあります。そんなときは、いま自分が「正しい」と信じている対処の仕方をいったん見直してみることが大切です。評価や解釈を急がず、ただ出来事を見つめることで、自ずと“こころ”の器が広が
ります。
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2026.08.22 08:00|お知らせ・その他
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「ホロニカル心理学における絶対無(空)と“こころ”」https://wp.me/pavZMB-7Ok
:ホロニカル心理学でいう絶対無(空)は、「何もない」ことではなく、有/無、自己/世界、主体/客体などの分節が立ち顕れる根源的な場を指します。この場を“こころ”と捉え、そこでエス(多様化)とIT(統合化)が相即的に働き、森羅万象が一瞬・一瞬に生成消滅する働きを「それ」と呼びます。絶対無・空・“こころ”・「それ」は実体ではなく、直接体験の中で仮に指し示される概念です。
「小より小さいけれども、大より大きい」https://wp.me/pavZMB-7O9
:「小より小さいけれども、大より大きい」という逆説は、大小の尺度を超えた“根源的な働き”を表す比喩です。ホロニカル心理学では、一瞬・一瞬の出来事は、宇宙的な生成の働きが自己という場に具体的に顕れた“こころ”の現象として理解されます。そのため、一瞬の出来事は極めて微細でありながら、同時に宇宙的な広がりを持ちます。部分と全体、ミクロとマクロは相互に包摂し合い、一つの出来事として立ち顕れるというホロニカルな世界観を象徴する表現といえます。
「ひょっとすると投影的同一視が増加しているのでは?」https://wp.me/pavZMB-7MK
:投影的同一視とは、自分の中にある怒りや劣等感などを相手に投影するだけではなく、実際に相手が思っていると思いみ、実際の対人関係の中で現実化してしまうことです。ホロニカル心理学では、これは単なる自己防衛機制ではなく、自己と他者との関係の「場」の歪みとして捉えます。だからこそ、近年、対人関係を混乱させる投影的同一視が増えているように感じます。その背景には、自他の境界を柔軟に調整する力の育ちにくさや、身体性を伴う他者との交流の減少など、社会的な変化も影響しているのではないでしょうか。
「自由無礙の俯瞰:自己超越性」https://wp.me/pavZMB-7CR
:人は、外の世界を見るだけでなく、自分自身を見つめることもできます。ホロニカル心理学でいう「自由無碍の俯瞰」とは、自分と世界が重なる瞬間も、ずれる瞬間も含めて、全体を見渡す働きです。それは、自分を超えて自分を観る、自己超越のはたらきでもあります。
「過去に原因を求めることの限界」https://wp.me/pavZMB-7BQ
:過去だけに生きづらさの原因を求めると決定論に陥りやすいです。現在には過去だけでなく未来の可能性も含まれています。大切なのは原因探しより「これからどう生きやすさを開くか」です。“こころ”は変容可能で、未来はいつでも開いています。
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2026.08.15 08:00|お知らせ・その他
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「ホロニカル心理学からみた言葉」https://wp.me/pavZMB-7Nf
:ホロニカル心理学では、自己と世界は“こころ”という根源的な働きから、一瞬・一瞬の出来事として同時に立ち顕れると考えます。直接体験は言葉だけでは捉え尽くせず、身体感覚や感情、歴史や文化、他者との関係が重なり合って生まれます。言葉は体験の一部を明らかにする一方で、別の側面を覆い隠す働きもあります。そのため、言葉と直接体験との往還を通して新たな意味が創発され、私たちは自己と世界との関係を絶えず創り直していると考えます。
「ホロニカル心理学からみた真理」https://wp.me/pavZMB-7Ex
:真理とは、どこかに固定的に存在するものではなく、自己と世界の関係の中で立ち顕れるものです。私たちは、不一致の中で世界を分けて理解し、一致の中で全体として感じ取ります。この往還を俯瞰できると、部分と全体が同時に成り立つ「多即一・一即多」の理解が開かれます。生きづらさは、この関係を回復しようとする自然な動きでもあります。
「フェルトセンスとホロニカル心理学」https://wp.me/pavZMB-7DR
:フェルトセンスとは、まだ言葉になっていない意味を身体が感じ取っている体験です。ホロニカル心理学から見ると、この体験は自己と世界の出あいにおける直接体験の一部として位置づけられます。一方でホロニカル心理学は、その体験がどのような「場」で生起し、どのような関係として立ち現れるのかまでを含めて捉えます。フェルトセンスとホロニカル心理学は共通しつつも、体験そのものと、その生成構造という異なる次元を扱っています。
「適切な自己の自己組織化をもたらすもの」https://wp.me/pavZMB-7DW
:ホロニカル心理学では、自己と世界の出あいは、一致(B点)と不一致(A点)を行き来する動的過程として捉えます。そして、その往還全体をC点から自由無碍に俯瞰すると、分節された世界はそのまま全一であり、全一の世界もまた多層・多次元の世界として立ち現れているという、ホロニカルな関係性への気づきが生じます。
「『保護から支援へ』『指導から共創へ』:保護主義だけでは限界が見え始めている児童虐待対策」https://wp.me/pavZMB-7N3
:児童虐待相談の増加は、虐待の急増ではなく、社会の気づきと保護意識の高まりを示しています。しかし、保護や指導だけでは家族関係の改善には限界があります。これからは、子ども・保護者・支援者が悪循環を俯瞰し、問題を外在化しながら共に解決策を探る「共創的支援」が重要です。ホロニカル・アプローチは、安全を守る毅然とした限界設定と、家族のレジリエンスを育む支援を両立させ、「保護から支援へ」「指導から共創へ」という新たな児童福祉の実践を提案します。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
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2026.08.08 08:10|お知らせ・その他
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「ホロニカル心理学からみた言葉」https://wp.me/pavZMB-7Nf
:ホロニカル心理学では、自己と世界は“こころ”という根源的な働きから、一瞬・一瞬の出来事として同時に立ち顕れると考えます。直接体験は言葉だけでは捉え尽くせず、身体感覚や感情、歴史や文化、他者との関係が重なり合って生まれます。言葉は体験の一部を明らかにする一方で、別の側面を覆い隠す働きもあります。そのため、言葉と直接体験との往還を通して新たな意味が創発され、私たちは自己と世界との関係を絶えず創り直していると考えます。
「ホロニカル心理学からみた真理」https://wp.me/pavZMB-7Ex
:真理とは、どこかに固定的に存在するものではなく、自己と世界の関係の中で立ち顕れるものです。私たちは、不一致の中で世界を分けて理解し、一致の中で全体として感じ取ります。この往還を俯瞰できると、部分と全体が同時に成り立つ「多即一・一即多」の理解が開かれます。生きづらさは、この関係を回復しようとする自然な動きでもあります。
「フェルトセンスとホロニカル心理学」https://wp.me/pavZMB-7DR
:フェルトセンスとは、まだ言葉になっていない意味を身体が感じ取っている体験です。ホロニカル心理学から見ると、この体験は自己と世界の出あいにおける直接体験の一部として位置づけられます。一方でホロニカル心理学は、その体験がどのような「場」で生起し、どのような関係として立ち現れるのかまでを含めて捉えます。フェルトセンスとホロニカル心理学は共通しつつも、体験そのものと、その生成構造という異なる次元を扱っています。
「適切な自己の自己組織化をもたらすもの」https://wp.me/pavZMB-7DW
:ホロニカル心理学では、自己と世界の出あいは、一致(B点)と不一致(A点)を行き来する動的過程として捉えます。そして、その往還全体をC点から自由無碍に俯瞰すると、分節された世界はそのまま全一であり、全一の世界もまた多層・多次元の世界として立ち現れているという、ホロニカルな関係性への気づきが生じます。
「『保護から支援へ』『指導から共創へ』:保護主義だけでは限界が見え始めている児童虐待対策」https://wp.me/pavZMB-7N3
:児童虐待相談の増加は、虐待の急増ではなく、社会の気づきと保護意識の高まりを示しています。しかし、保護や指導だけでは家族関係の改善には限界があります。これからは、子ども・保護者・支援者が悪循環を俯瞰し、問題を外在化しながら共に解決策を探る「共創的支援」が重要です。ホロニカル・アプローチは、安全を守る毅然とした限界設定と、家族のレジリエンスを育む支援を両立させ、「保護から支援へ」「指導から共創へ」という新たな児童福祉の実践を提案します。
<関係図書>
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2026.08.08 08:00|お知らせ・その他
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「ホロニカル心理学からみた『自己の底』」https://wp.me/pavZMB-7LY
:ホロニカル心理学では、自己を固定した「我」として捉える見方を手放し、自己への探究を深めると、その底は閉じた内面ではなく、自己と世界が同時に立ち顕れる無境界の“こころ”の働きとして体験されると考えます。“こころ”とは、哲学でいう絶対無、仏教でいう空(くう)に相当する根源的な働きであり、自己・他者・世界は、その働きのなかで一瞬・一瞬、出来事として生成され続けます。自己を深く知ることは、そのまま世界を深く知ることでもあるのです。
「自己を知るとは世界を知ること」https://wp.me/pavZMB-7M2
:自己を知るとは、我への執着を手放し、“こころ”のままに自己と向き合うことです。そのとき自己と世界は切り離されたものではなく、一つの出来事として同時に立ち顕れます。観察する自己と観察される世界、主観と客観の区別は薄れ、あるがままの世界が体験されます。ホロニカル心理学では、自己を深く知ることは、そのまま世界を深く知ることでもあると考えます。
「ユングの「元型」に関するホロニカル心理学的考察」https://wp.me/pavZMB-7My
:ユングの元型は、ホロニカル心理学では、“こころ”(絶対無・空)の働きが、自己と世界との関係のなかで相似的・象徴的秩序として立ち顕れる現象と捉えます。だからこそ、人間理解の限界を自覚し、安易な分かり合いを求めず、対話を重ねる姿勢が大切だと考えます。
「自己違和感への対応法」https://wp.me/pavZMB-7E8
:自己違和感に焦点を当てることは大切ですが、そこに巻き込まれすぎると苦しさが強まることがあります。支援では、無批判・無評価・無解釈の態度で体験全体を俯瞰できるよう支えます。黒点だけでなく余白に気づくとき、“こころ”は変容へと開かれていきます。
「腑に落ちる変容とは」https://wp.me/pavZMB-7E2
:変容とは、単なる理解の変化ではなく、直接体験そのものの捉え方が変わるプロセスです。内我と外我が対話し、感じることと考えることが結び直されるとき、変化は「腑に落ちる」かたちで実感されます。非言語と言語、無意識と意識が響き合い、新たな統合へ向かう場において、真に生きやすさにつながる変容が生まれます。
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「“こころ”との対話を忘れつつある現代人」https://wp.me/pavZMB-7L5
:現代社会では、AIやSNSの発達により、私たちは外部の情報や評価を基準に生きる「外我」が優位になりやすく、自らの“こころ”との対話を失いつつあります。しかし、本当に腑に落ちる生き方は、身体感覚や感情、直観を含む直接体験を通して、“こころ”と絶えず自己照合する中で育まれるのではないでしょうか。
「社会的支援に関するホロニカル心理学の立場」https://wp.me/pavZMB-7K2
:ホロニカル心理学は、“こころ”を矛盾や対立を消し去る救済の場ではなく、差異や他者性を保ちながら新たな意味や実践を創発する動的な「場」と捉えます。心理的支援と社会的支援を切り離さず、個人・他者・共同体・制度・文化・歴史の相互包摂的な関係の中で、人と社会がともに自己組織化し、生きやすさと社会全体の創発を目指す心理社会的統合アプローチです。
「過去と未来を包摂する「今」を生きる」https://wp.me/pavZMB-7IT
:私たちの一瞬・一瞬には、過去と未来が包摂されています。大切なのは、将来のために今を犠牲にしたり、過去に縛られたりすることではなく、今この瞬間に包摂された過去と未来に応答して生きることです。その営みは容易ではありませんが、「今・ここ」に目覚め続けることで、自己と世界との新たな出あいが生まれ、厚みのある現在を生きることにつながるのです。
「『わからなさ』を抱える力」https://wp.me/pavZMB-7IL
:ホロニカル心理学では、「わからなさ」は未熟さや欠陥ではなく、新たな自己と世界との出あいが生まれる入り口と考えます。大切なのは、わからないことを急いで解釈したり評価したりせず、そのまま抱え続けることです。すると、ある時ふと新たな意味や理解が立ち顕れてくることがあります。自己意識の深まりや変容は、「わかったこと」よりも、むしろ「わからなさ」を丁寧に抱え続ける過程の中から生まれてくるのです。
「直接体験(35):対立と統合の源泉」https://wp.me/pavZMB-7Cl
:直接体験とは、頭で意識できたことだけではありません。まだ言葉になっていない身体感覚や情動、関係の含みをふくむ、全体としての出来事です。ホロニカル心理学では、そこを主観と客観が分かれる以前を含む「生成の場」と捉えます。“こころ”は、自己と世界の出あいから意味や行為が立ち顕れてくる根源的な場といえます。
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2026.07.22 08:00|お知らせ・その他
内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/ をクリックし、トップページの右上の「MENU」ボタンを押すと「マガジンをメールで購読」とありますので、そこに「メールアドレス」をご記入いただくと定期購読(無料,月4回程度)が可能になります。定期購読者の方への定期配信以外にも、随時、いろいろな記事をアップしていますので、「検索」機能、「最近の投稿」「カテゴリー」「アーカイブ」の機能を使いながら、興味のあるテーマを検索しながら、ホロニカルな世界をお楽しみください。
今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。
「意識とは(5);俯瞰と統合」https://wp.me/pavZMB-6sd
:観察主体が無となっているときには、ただ全一性の世界が広がります、ところが、同じ全一性の世界が、観察主体と観察対象の組み合わせの差違の分だけに多層多次元の世界に変化してしまいます。しかし、高次の意識を持つ人間にいたると、多層多次元に識別される世界が、再度統合し全一的に把握することができると思われます。
「自己と世界は、一瞬ごとに出あい直している」https://wp.me/pavZMB-7DE
:人は一瞬・一瞬、自己と世界との出あいを繰り返し、「一致」と「不一致」という二つの様相を往還しながら生きていると考えます。一致とは自己と世界が一つとなるホロニカル体験であり、不一致とは自己と世界が分かれ、世界を知識や経験、価値観を通して意味づける状態です。この往復を通して、私たちは自己と世界との関係を深め、自らを変容させるとともに、新たな意味や価値を共創しながら世界にも働きかけています。
「自己超越とは世界の外に出ることではない」https://wp.me/pavZMB-7Di
:自己超越とは、世界の外に出ることではありません。私たちは常に世界の中に生きています。だからこそ大切なのは、目の前の出来事に巻き込まれるだけでなく、自分と世界との関係全体を少し引いて見つめることです。ホロニカル心理学では、このような「俯瞰」を通して、今ここにある現実をより広く深く実感していくことを自己超越と捉えます。
「現代物理学からみた「物」について」https://wp.me/pavZMB-7D8
:現代物理学は、「物」を小さな硬い粒子の集まりとしてではなく、場と相互作用のなかで立ち現れる現象として捉え直しつつあります。この視点は、ホロニカル心理学がいう「場としての“こころ”」とも深く響き合います。“こころ”もまた、個体内部の固定的実体ではなく、関係や意味生成の流れのなかで生起する出来事として理解できるのです。
「シンクロニシティと影」https://wp.me/pavZMB-7KC
:心理社会的支援では、偶然とは思えない意味ある一致が生じることがあります。新たな秩序や価値が創発する過程の中で同時多発的現象として、とりわけ、光輝く中心ではなく周辺にある苦悩を契機として自然に立ち顕れてくる印象です。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D
2026.07.15 08:00|お知らせ・その他
内的世界と外的世界を共に扱う心理社会的統合的アプローチであるホロニカル・アプローチから生まれたホロニカル心理学に基づく心理社会的支援の智慧を集めた「ホロニカル・マガジン」(http://kokoro.racoo.co.jp/magazine/)を発行しています。
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今回の購読者の方への自動配信は、次の5編です。
「変容をもたらす気づき」https://wp.me/pavZMB-7DL
:自己違和感は、自己と世界の関係が固定化し、体験が「異物」として感じられる状態から生じます。変容をもたらす気づきとは、単なる理解ではなく、その関係が再編され、体験がより大きな文脈に包み直されることによって生まれます。自己と世界が編み直されるとき、体験の質が変わり、新たな自己物語が立ち上がります。
「絶対無(空)(10):生成消滅の本源」https://wp.me/pavZMB-6kG
:絶対無の場所(西田哲学)では、主観と客観の区別がなく、すべての現象が無境界となります。絶対無は単なる虚無ではなく、森羅万象の現象を生み出す働きとされ、自覚によってのみ知られます。絶対無の場所から多層多次元の現象世界が現れ、自己はその中で生かされ、死後には絶対無に還えると考えられます。
「身体と“こころ”」https://wp.me/pavZMB-7JB
:自己には、科学の対象となる身体としての自己と、自己と世界との出会いを直接体験し自覚する身心一如の自己があります。前者は後者の一側面ですが、後者を前者だけで十分に説明することはできません。この違いは“こころ”の捉え方にも関係します。前者は“こころ”を脳が生み出す意識現象と考えますが、後者は“こころ”を自己と世界との関係に関係するものとしてもっと広く捉える考え方につながっていきます。
「観察主体と観察対象の関係の俯瞰」https://wp.me/pavZMB-7K7
:ホロニカル・アプローチでは、主観的な気分と行動の相互作用や、観察主体と観察対象との関係が生み出す変化を、メタ認知的に俯瞰し続けることを重視します。その際には、無批判・無評価・無解釈の開かれた態度を保ち、俯瞰が難しい自分自身もそのまま観察対象として受け止めます。この態度は継続的な実践やスーパービジョン、教育的自己分析を通して育まれていきます。
「2つの言語」https://wp.me/pavZMB-7Ka
:外我は、身体感覚や感情、夢言語に根ざした内我の体験を、社会的に共有できる概念や言葉へと整理します。一方、たとえば、内我にとってのバラは、個人の記憶や感情、身体感覚と結びついた固有の意味をもつ存在です。ホロニカル心理学では、外我が社会的知を構成し、内我が自己と世界との直接的な出あいから意味を生み出し、両者が相補的に働いて、その人固有の世界を形成すると考えます。
※対人援助職にある専門家に対するスーパービジョンや教育的自己分析をご希望の方は、「お問い合わせ・ご予約フォーム(http://kokoro.racoo.co.jp/yoyaku)または、お電話(052-852-8381)にて、お問い合わせください。スーパービジョン及び教育的自己分析の方法は、“こころ”の内的世界及び外的世界を共に扱う心理社会的支援法の統合的アプローチの立場です。参考図書は下記の通りです。
<関係図書>
定森恭司著『ホロニカルな“こころ”』:場としての“こころ”と心理社会的統合アプローチ.心理相談室こころ発行.2026年.
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX31XL3D
2026.07.08 08:00|お知らせ・その他